changmin～２～ (ページ4)

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＊54～CMside～ページ4

あまりにも俺から勢いよく
離れたもんだから、
軽くショックを受けたんだけど、
それよりもさっきからやたらと
過剰に反応することが気になって、
しばらく静かだった空気も変えたくて
俺は気になってたことを聞いた。

CM「Aってさ、彼氏とかいるの？」

俺の突然の質問に、なんで？って顔しつつも

A「いえ、いないですけど…」

そう答えてくれて思わず
ガッツポーズしそうになったのを抑え
続けて質問した。

CM「そうなんだ！どれくらい？」

A「韓国に来る少し前に別れたんで
半年くらい…ですかね？笑」

意外とこの間までいたんだな…
なんて謎に落ち込みかけたけど(笑)
それでも今はフリーだということを
確認できただけで収穫は大きかった。

CM「そうなんだ…
いやーあまりにも過剰に反応するからさ、
あんまり男慣れしてないのかと思って(笑)
でも、彼氏も居たならそこまで
慌てることでもなくない？笑」

なんて、別にこんなことを言いたくて
聞いた訳じゃないけど、うまく
ごまかす術が分からなくて
つい嫌な言い方になってしまった。

A「男慣れは…
してないことはないですけど、
だってオッパだし…」

今…なんて…！？

CM「え？だって、なに？」

A「いえ、なんでもないです！
私、ちょっとお手洗いに…」

そう言ってこの場から逃げようとする
Aの腕を掴んだ。

CM「だっての後、何て言ったの？？」

ほとんど聞こえてたけど、
もう一回ちゃんと聞きたくて…
見上げるようにAを見つめて聞いた。

A「うっ…だって…
オッパには慣れてないですもん！」

そう言って真っ赤な顔をするA。

か、か、かわいい…！笑

しかも、これって俺を意識してくれてる
ってことのようなものだよな？！

俺はこの状況で、嬉しさのあまり
少し調子に乗ってしまったみたいだ。

CM「じゃあさ、慣れさせてあげようか？」

そう言ってAに俺の顔が
近くでよく見えるように、
掴んだ腕を引っ張ってソファに座らせ
顔を近づけた。

みるみるうちにAは真っ赤な顔になって
どうしていいか分からない
とでも言いたそうにあたふたしていた。

そこでまたコロコロと変わる表情が
面白くて、つい笑ってしまったんだ。

俺が笑ってる間Aはずっと黙ってて、
笑いがおさまった頃、ようやく口を開いた。

A「オッパ、私のことからかって
そんなに楽しいですか？」