changmin～２～ (ページ16)

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初めての歌番組収録をしてからは
1週間なんてあっという間だった。

忙しかったけど、本当にたくさんのことを
学ぶことができたし、良い経験にもなった。

オッパと約束なしに会えることも
嬉しかったし！笑

でもコラボのための活動が終わると、
私はすっかり練習生に戻って、
オッパは大スターで大忙しで、
たまーにメールするくらいでしか
関わることはできてなかった。

そんなある日、
日課となっていた東方神起のステージを
動画サイトでチェックしていると、
カカオトークのメッセージが来た。

“チャンミンオッパ”

“今日の放送も見てくれた？
Aもレッスンお疲れさま。

突然だけどA、今度の木曜の
夜って空いてたりする？
ｷｭﾋｮﾝと飲むんだけど一緒にどうかな？
ｷｭﾋｮﾅがAに会ってみたいらしいんだ。”

なんと！！！
大親友のギュさんが私に！？

なんのこっちゃ分からないけど、
オッパに会えることが嬉しくて
すぐに予定を確認し、行けます、と
返事を送った。

ー3日後ー

朝からテウオッパに呼び出されて
私は事務所の会議室にいる。

会議室に来るまではなんで呼び出されたのか
全くわからなかったけど、
部屋に入って、時間がくるのを待ってる間に
なんとなく気付いてしまったかもしれない。

ジェイ『ねぇAオンニ、
今日なんで呼び出されたか聞きました？』

そう話しかけて来たのは、
よく一緒にレッスンを受けている
３つ年下の中国人のジェイ。

ジェイは2年間練習生をしている。

お互い外国人だから韓国語か英語でしか
コミュニケーションはとれないけど
一緒にいる時間も多いから
空き時間にお喋りするくらいには仲も良い。

A『テウオッパから連絡があったんだけど
私もなんでかは聞いてないんだよね。』

そう話していると、
もう一人部屋に入って来た。

ジェイ『ミヨンオンニ！』

ミヨン『あ、二人とも来てたんだ！
私が一番遅かったんだね、ごめん！笑』

A『私らも今来たとこだし
そんなに待ってないけど、最後ってことは
呼ばれたのはこの３人なの？』

ジェイ『オンニ、今日なんで呼ばれたか
知ってるんですか！？』

私もジェイも、何か知っていそうな
ミヨンに前のめりになって聞いていると、
テウオッパと数人の社員さんが来た。

テウ『３人とも待たせたな！
今日はお前たちに話があって
集まってもらった。』

社員『早速ですが、この3人でデビューに
むけて準備していきたいと思ってる。』