changmin～２～ (ページ13)

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A『…はい。初めまして！
SMエンターテイメントの練習生
Aと申します！
今日は東方神起先輩のために
全力で頑張ります！
よろしくお願いします！！』

すると拍手とともに
『A緊張しないでー！』
『オンニ、ふぁいてぃーん！』
って、声援も聞こえた。

それだけで嬉しくて涙が出そうになる私に
オッパたちは微笑んでくれた。

そんな微笑みにまたファンの黄色い声援(笑)

それからスタンバイして、収録が始まった。

私のギターと打ち込みの音楽に合わせて
両隣の２人はカメラに目線を送り、
ファンは掛け声を叫ぶ。

テレビで見ていた光景に自分がいることに
不思議な気持ちが溢れてきたけど、
それよりもファンの全力の声援に答えたい
その一心でパフォーマンスに集中した。

通して撮って、モニターで確認してを
繰り返し、５回くらい演奏した。

少しミスもしてしまったけど
特に大きな問題もなく、
無事に私の出番は終わった。

ファンのみなさんに挨拶して
スタッフさんにも挨拶して
ステージチェンジや衣装チェンジのため
楽屋に戻るオッパたちと共に
ステージを下りた。

楽屋に戻る廊下を歩いていると
緊張の糸が切れたのか、
無事終わったことに安心したのか
急に泣きそうになった。

でも今泣くべきじゃないと思って
必死でこらえていると
前を歩いていたチャンミンオッパが
急に振り返った。

CM「いやー！Aお疲れ…って！
なに？泣いてる？笑」

ユノ「え？！A泣いてるの？？
どうしたの？？大丈夫？」

A「泣きそうですけど、
泣いてないです！！笑
無事に終わって、ファンのみなさんに
温かく迎えてもらえて嬉しかったから
なんか安心しちゃって…

こんな経験が出来たことも
お二人のおかげです…
本当にありがとうございます！！」

そうお礼を口にする頃には
こらえきれなくなった涙が頬をつたった。

ユノ「A泣かないでよー！笑
こちらこそ、Aのおかげで
本当にいい演奏ができたし、
ファンのみんなもAの頑張りを
感じて応援してくれたと思うから！
自信もってね！これからも頑張ろう！」

ユノさんの言葉にまた涙が出た。
頑張って本当に良かったな。

CM「ヒョンの言う通りだよ、A。
こちらこそありがとう。
Aとコラボできて本当良かったよ！
まだこれからだから！笑
始まったばかりだから、
泣くのはこれ最後にしてね(笑)」

そう言ってオッパは頭を撫でてくれた。