changmin～２～ (ページ12)

今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:27,956 hit

＊62 ページ12

オッパたちのヘアメイクや
体力のことを考えて(笑)、
先に私とのコラボ曲を収録する。

ステージに近づくにつれて
まだ姿は見えないのにファンの熱気が
感じられて、改めて東方神起の
久しぶりのカムバックへの期待や
彼らを応援するファンの愛の大きさを感じる。

私の前を歩くオッパたちの背中を見ながら
そんな大切なカムバックに立ち会えて
最高に幸せだって感じた。

そしてステージへ続く扉が開かれた瞬間
割れんばかりの歓声に包まれた。

まずはオッパたち２人がステージに立つ。

ホミン『こんにちは、東方神起です。』

そういつものように挨拶すると
改めてファンの声援が響いた。

ユノ『今日は朝早くから僕たちの
応援に来てくれてありがとうございます。
カムバック一発目だから、ミスもあるかも
しれないけど、その方がたくさん見れて
みんなは嬉しいのかな？笑
遅くならないように頑張るからね(笑)』

そうはにかむとファンは口々に
はーい！とか、オッパサランヘー！って
叫んでいる。
続けてチャンミンオッパも喋り出す。

CM『…喋っても良いですか？笑
みなさん、今日は長くなるかもしれないので
体力をしっかり残しておいてくださいね。
これから収録する曲はバラードなので
大丈夫かもしれませんが、
その後がしんどいですよ！！
今騒ぎすぎて後半声が出なかったら大変なので
それくらいにしておいて下さい(笑)』

そんなことを言うチャンミンオッパに
ファンの子達も笑いながら
はーい！と声を揃えていた。

チャンミン節だなー(笑)
ってファン目線で見ていると
チャンミンオッパと目があった。

そしてにこっと笑ったかと思うと
またマイクを構え、ファンの方を向き、

CM『それと、今日は僕らのカムバックのために
事務所の可愛い後輩が来てくれています。
A、こっちに来てファンのみなさんに
挨拶してください。』

ひゃー！！さっそく！！！

そう思っていると、
ユノさんがカモーンと煽ってくれたからか
ファンのみなさんからAコール！！

緊張で手と足が一緒に出てるんじゃないか
と不安になりながらも小走りでギターを抱え
ステージにかけ上がった。

ユノ『みんなも知ってるかもしれないけど
うちの事務所の練習生のAです！
今日が初めての収録で、お客さんの前に
立つステージだから緊張してるし、
みんな優しく見守ってあげてくださいね！
じゃあA、挨拶しようか！』

私は深呼吸をして、マイクを構えた。