changmin～２～ (ページ1)

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＊51～CMside～ページ1

番組の打ち合わせを終えて
突然だったけどAを
ご飯に誘ったらＯＫしてくれて
今は俺の家でAは
唐揚げを作ってくれている。

なんか飯作らせるために呼んじゃった
みたいになってるかな…？
単純にまたAの料理が食べたかったし
もっと一緒に過ごしたいと思って
誘ったんだけど…。

それでもAは楽しそうに
うちのキッチンで料理をしていて、
そんなAの姿を眺めながら
俺はAの持ってきていたギターを
手に取り、知ってる曲を弾いてみて
ご飯ができるのを待っていた。

ふと視線を感じてAを見ると
俺をものすごいガン見している(笑)
しかも俺の手？らへんを見てるのか、
顔を向けても全く気づいてない様子。

そんなAの姿を見てふと思う。

Aも、俺のことファンとしてじゃなく
男として意識してくれるのかな…？

ギターを構えていた手を離し、
ヒラヒラと手を振って
「Aー？」と呼ぶと、
やっとAと目があった。

CM「大丈夫？笑
それよりAってさ…」

俺のことどう思う？？

と口から出そうになって慌てて口をつぐむ。
何聞こうとしてるんだ(笑)

CM「やっぱりいいや。
あとどれくらいかかる？
俺コンビニ行ってお酒買ってくるよ！

そう口実を作って、
少し頭を冷やしに行きたかった。

ずっと気になってはいた。

正直、ファンでいてくれるんだから
俺のこと好きでいてくれるんだろう。

でも、それは東方神起のチャンミンで
Aはまだただのシムチャンミンを
あまり知らないと思う。

知ったら嫌われるかな？幻滅されたり？

あー！！
俺がこんなに弱気になるなんてっ！笑

今はそれより、Aに俺のいいところとか
もっと自然な姿を見てもらえるように
ちょっとずつアピールしていこう(笑)

そう決意し、コンビニでビールや
チューハイを大量に買って家に帰った。

Aは突然でかけた俺を
不思議がってたけど、
「おかえりなさい」って出迎えてくれて、
そのうちに料理は出来上がった。

なんとなく、今日は少しでも距離を縮めたくて
ダイニングテーブルに料理を並べて
俺の横に座るようにAを呼んだ。

すぐとなりに座るAとビールで乾杯して
美味しい唐揚げを食べる。

あー幸せ。笑

あまりの美味しさにバクバク食べる俺を
Aは嬉しそうに笑いながら見てくれて
その笑顔がまたかわいくて、
俺はあっという間に唐揚げを
たいらげてしまっていた。