changmin (ページ38)

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朝、携帯のバイブ音で目が覚めた。

頭が痛い。
昨日は完全に飲みすぎてしまった。
ガンガンと痛む頭を働かせて、
どうやって帰ったんだっけと、
考えていたんだけど、それよりも
いつもと違う、違和感を感じた。

誰かに抱き締められてる…！

だって頭の上では規則正しい寝息が聞こえるし
体に腕や足を巻き付けられてるような
重みを感じる。

私は思いきって、そーっと目を開けて
自分の目を疑った。

A「チャンミンオッパ！？！？」

そこにはTシャツの上からでも分かる厚い胸板と
小さい顔に、特徴的な唇、長いまつげの
チャンミンオッパが寝ていた。

なんで！？なんでこんなことになってんの！？

私は慌てて自分の姿を確認したけど
服は昨日のままだし、脱いだような跡もない。

何が何だか分からないでいると、
私を抱き締めていた力が弱まり、
オッパはモゾモゾと動き始めた。

そしてうっすら目を開けたと思ったら
私を見た瞬間飛び起きてベッドから落ちた(笑)

A「あの、オッパ、大丈夫ですか？」

ＣＭ「あ、俺は大丈夫なんだけど、
え？いや、その、A、ごめん！」

え、何謝られてるの！？
まさか…えーっと…え！？！？

ＣＭ「昨日送っていくはずだったんだけど
Aタクシーの中で寝ちゃって…
いくら起こしても起きなかったから
俺の家に連れて帰ってきちゃったんだ。

それで、これは、その(笑)
俺もよく分かんなくて(笑)
ソファで寝たはずなんだけど…」

と、オッパはゴニョゴニョと昨日のことや
私がここにいる経緯を話してくれた。

A「えーっと、じゃあ、その、
一緒に寝ちゃってただけってことですよね？」

ＣＭ「もちろん！！
俺、送り狼じゃないから！(笑)」

なんて、オッパは難しい言葉で弁明してくれた。

それからオッパにシャワーを借りた。

酔ってたとはいえ、
オッパに迷惑かけちゃったなあ。
今日はお休みだって言ってたけど、
予定とかなかったのかな。

そんなことを考えながら、シャワーを終え
用意してもらった部屋着を着て
オッパの待つリビングへ向かった。

A「オッパ、シャワーや部屋着まで
借りちゃってすみません。
今日、予定とか大丈夫でしたか？」

ＣＭ「あぁ、全然いいよ。
予定も夜しか入れてなかったし！
コーヒーいれたから飲んでね。」

そう言ってテーブルにコーヒーを
置いてくれた。