changmin (ページ35)

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チャンミンさんにファンだとバレ、
オッパって呼ばせてもらうことに
なってしまった。

確かに、ファンのときは何の躊躇いもなく
チャンミンオッパって呼んでたけど、
本人を前にしてオッパなんて、
なんだか気恥ずかしくて呼べない(T_T)

でも打ち上げ中も「チャンミンさん」
って呼ぼうものならすぐに
「ユノヒョーン」って言いながら
席をたとうとするし(T_T)

いつの間にか私は恥ずかしさを隠すために
お酒に手を伸ばしてて、普段は滅多に
酔わないのに、今日は少し飲みすぎてしまった。

お手洗いに立とうとすると、
足元がふらついて転びそうになったのを
チャンミンオッパが腕を掴んで支えてくれた。

A「あは(笑)ごめんなさい。
ちょっと飲みすぎちゃったみたいで。
トイレ行ってきますね！」

ＣＭ「大丈夫？ついていこうか？？」

A「いやいや、そんな、
女子トイレにチャンミンオッパが来たら
大変なことになりますよ～！」

ああ、酔ってるとはいえ我ながら
へんてこな返しをしてしまった。

トイレを済ませてから
お店の人にお水をもらって
少し離れた椅子に座って休憩した。

みんな結構飲んでるな～なんて
客観的に見ていると、だいぶ酔ってる
であろうスタッフの方が近づいてきた。

スタッフ『Aちゃん！今日はお疲れ！
歌、めちゃくちゃ良かったよー！
ちょっと向こうでゆっくり話そうよ！』

と言って手首をまあまあな力で捕まれた。

A『あ、ありがとうございます。
えっと、どこででしょうか…？』
なんて返事をしていると

ＣＭ『ヒョン！なんだか楽しそうですね！
僕も仲間にいれてくださいよ。』

突然後ろからチャンミンオッパが現れて
私の手首を掴む手をやんわり離しながら
会話に入ってきた。

そんなオッパを見ると、
ニコッと微笑みかけてくれて、
その笑顔を見てすごく安心する自分がいた。

しばらくして、
打ち上げはお開きの時間になった。

だいぶ酔ったしタクシーでも拾って
さっさと帰ろう、と下に降りようとしたとき、

ＣＭ「A！大丈夫？
送っていくからここでちょっと待ってて！」

とオッパに呼び止められた。

A「え、大丈夫ですよ！
だいぶ酔いも覚めたし、タクシーで帰るんで！」

ＣＭ「酔いはどうか分かんないけど、
この時間タクシーすぐ捕まるか分かんないし
女の子一人で帰るにはソウルは危険だよ。」

そう言って
スタッフやマネージャーさんに声をかけ、
オッパは「行こう！」と歩きだした。