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それから私たちは
共同生活のルールというか、
家賃はタダにしてもらった代わりに
光熱費や食費などは折半しようとか、
帰る時間やご飯を食べる食べないの
連絡はできるだけ早めにしようとか、
そんな話をしながら、荷ほどきをした。
そして夕方には、ラヒについて来てもらって
明後日から通う語学堂の説明を聞きに行った。
A「ついに念願の韓国生活かー！！
これから頑張んなきゃなー！！」
ラヒ「そうだね！よし！じゃあ時間も時間だし、
Aの再スタートを祝って、ぱーっと
美味しいものでも食べに行こうか！
今日はラヒ様がおごってあげましょー！笑」
A「あっさー！ちゃるもけすむにだー♡」
そうして私たちはマンションからも近い
アックジョンで有名ないかにも高そうな
焼肉屋に食事に向かった。
焼肉屋に着くと、そこは全室個室で、
場所的にも便利なのか、
芸能人が良くお忍びで来るらしく
たくさんのサインが貼ってあった。
その中のあるサインを見て
私は一気にテンションが上がった。
A「はわわ！！！
ホミンも来てるじゃん！！
しかも割りと最近ー！！！」
そう、実は私がK-POPにはまった原点は
このお二人の所属するグループに
はまったことにあった。
ラヒ「本当だねー！
相変わらずAはトンが好きなんだね(笑)」
A「あったりまえじゃん！！
彼らへの愛が私に韓国語を勉強させたんだよ！
はー、この韓国生活の中で１回でいいし、
ホミンに遭遇できたりしないかなー(T_T)」
ラヒ「(笑)
まあここで頑張っていけば
不可能でもないんじゃない？笑」
ラヒは呆れたように笑いながら
メニュー表を開いて店員にオーダーした。
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作者名：らいおねる | 作成日時：2015年4月9日 0時
