19-濡れる体* ページ21
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「れお、くん…?」
「こんなんで…ずっとAは、苦しんでたわけ?」
「私にとってはこんなんじゃ…
っ玲王くん、何してるの…?」
徐に彼がスウェットシャツを脱ぐ。
今まで隠されていた二の腕は張った肩から伸びて思った以上に太く、胸板も若干膨らんで太い鎖骨が目立たない。
腹斜筋のラインが太く4本入って、そこから作られる腰はしなやかで細い。
見事な肉体美を見せた玲王は手首にかかっていた髪ゴムでハーフアップに絞ると、私の胸の間に顔を近づけて見上げてくる。
「なぁ、知ってた? …これ、マッサージで治せんだぜ」
「へ、マッサージって…ひゃん、!?」
次の瞬間、彼は私の右の膨らみにかぶりついて、舌先を 沈み込んだ隙間にねじ込んだ。
今まで感じた事のない感覚に腰が浮つく。
執拗すぎるそれは暫く続いて、ちゅぽん、と彼の口が離れた時には、真赤に熟れた突起がぴんと主張していた。
「は、はぁ…っ何、でぇ…」
「陥没なんて気にする必要ねえよ?
てかむしろ俺は好きなんだけど」
「こ、これって…ほんとに、マッサージなのお…?」
「うん。きもちーマッサージ。もう片方、頑張ろうな」
「あっ、あ、」
成す術もなくもう片方の膨らみも突出させられて、私は感じた事の無い刺激に成す術もなく体を震わせていた。
お腹の下がきゅうきゅうする。
初めて対面した自分の胸に涙すら出てきた。
今までの思い出は何だったんだ。
「A、腰いっぱいびくびくする程気持ちよかった?」
「よく、わかんない…」
「そっか。じゃ分かるようにもっと気持ちよくなろーな」
「へっあ、やだ…!」
スカートをずるりと引きずられ、彼の長い指は私のショーツにかけられる。
クロッチに人差し指が当たった時、嫌に湿ってぐちゅ、と水音がした。
そのままショーツ越しにゆったりと上下に擦られて、お腹の中まで刺激されているような感覚にまた腰が揺れる。
「やだっ、やだ、んあっ、こわい」
「あーー敏感すぎて可愛い、ごめんな、怖いよな。
怖くなくなるくらい、今から死ぬほど達かせてやるからもうちょっと頑張れ」
「ひあ、え何…ぅあっれお」
ショーツも剥ぎ取られて、直接的な刺激を貰ってからは訳の分からない刺激でおかしくなりそうだった。
私の意思に反して震える体を玲王が更に責める。
一番大きな波に襲われて、私の頭を撫でる玲王の顔を最後に意識を失った。
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おそらまめ(プロフ) - 砂時計さん» 砂時計様。よくわかってらっしゃる…。完璧な男が好きな女性を囲う為に色んな手を使って縋りつく姿をどうしても書きたくて(笑)夢主はきっと彼の思惑なんて一生気づかないまま捕まってるんです。それがいい。 (2023年5月6日 11時) (レス) id: 77433e9bba (このIDを非表示/違反報告)
砂時計(プロフ) - コメント失礼致します。我慢できず…言葉を綴らせてください。 甘やかして、それでも駄目なら、と縋り着く執着御曹司が素晴らしすぎてしんどいです。夢主ちゃんもがっつり捕まってて、玲王の策略なのかなと妄想すると更にエモい。これからも応援しております😭♡ (2023年5月4日 11時) (レス) id: 9f48da2d13 (このIDを非表示/違反報告)
おそらまめ(プロフ) - ぺイさん» ペイ様、コメントありがとうございます!楽しんで頂けてるようで嬉しいです。沢山食べて味わってくださいね!次の更新をお待ちください。 (2023年5月3日 23時) (レス) id: 77433e9bba (このIDを非表示/違反報告)
ぺイ - う、うあ〜!おいしすぎぃー!本当にありがとうござますっ!これからも追います! (2023年5月2日 18時) (レス) @page40 id: 470dc29d1f (このIDを非表示/違反報告)
おそらまめ(プロフ) - おにぎりさん» おにぎり様、コメントありがとうございます。ちゃんと重重な様子を描けてるか不安でしたがそう言って頂けて安心しました、こちらこそ大変光栄です。応援ありがとうございます、次の更新をお楽しみにお待ちください。 (2023年4月15日 19時) (レス) id: bb8d3426f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おそらまめ | 作成日時:2023年4月6日 19時