code blue -I will love you always-3

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藍沢side






オペ室で横たわる自分に必死で処置を施す
同僚の姿を側から見ている自分がいた。






_________ほら、耕作

_________皆あなたのために頑張ってる






『そうだな…』





_________だから耕作は戻って









横を見るとAが悲しそうな顔をしていて
ギュッと今まで掴めなかったその手を掴んだ







「先生！VFです！！」

「くそ！！頑張れ藍沢！！！」

「藍沢先生！！！」






『もう





いいんだ』





必死で処置をするあいつらを
どこか他人事のようにみている俺は
もうどうしたいのか決まっている。






「藍沢！！！生きろ！！！
A！！！連れてくな！！！
藍沢を、連れてかないでくれ！！！！」






_________藤川、泣いてるよ






泣きながら心臓マッサージをしている藤川に
白石も涙をこぼしながらも
アドレナリンを注射している。




もういい。
もういいんだ。





「藍沢先生までいなくならないで！
A！藍沢先生を守って！！！」





_________恵ちゃん…泣かないで…









「お前はすごいやつだろ？！
これからも沢山の命を救うんだろ？！
生きろ！！」






_________耕作、新海先生も、







『Aの、』






_________え？







『俺は、




Aと逝く。





お前がいない世界は色がまるでなくて





何を食べても味気なかった。






お願いだ。







Aと一緒に逝させてくれ』







_________耕作…






涙をこぼしながらも俺を見るAを
そっと抱きしめた。





もう離さない。





もう離れない。





ずっと、そばにいてやるから。







「藍沢先生？！
ぃやぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！」






モニターには真っ直ぐになった線が
ピーーーっという無機質な音が
白石の叫びと共にオペ室に響いた。









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