【合作】盗賊団と私の監獄物語り【WT】【日常組】

45話【雨空】 ページ49

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最近私の感がここにいると不味い…そう言ってる気がする。

なんでこの監獄に女子は私しかいないのか…。
他にもいてくれて良くない！？

…って言ってもここって脱獄の危険性がある人ばかり収監されるから…人が少ないのよね。

私は何故か学校の成績が首席1位でしかもずる賢いって理由でここに収監された。
そんなに問題行動起こしてないからここじゃなくても良かったじゃん…！


なんて考えながら下水道を通り、歩ける場所に向かった。

私…鍵もってるからさ…？ね…？
てか本もあるから後で読んどこ。
ステイサム看守の部屋に落ちてたやつ。
みんなにも教えるべきなんだけど…なんか身の危険を感じるから…できるだけ朝とかに言いたい。


下水道で黄色の鍵使えるところあるかな…なんて探してると、黄色のマークが書いてある扉を見つけた。

もしかしてここ開くんじゃないかな。

鍵穴に鍵を刺すと、簡単に刺さり鍵を回すとがちゃっという音が聞こえた。

あ、開いた。ここの鍵なんだ。


恐る恐る中に入ると長い廊下のような道が続いていて…奥まで歩くと…。



『まって、ここって…あの…カラオケルームじゃん、なんで…？』



私も入ったことはないけど前の看守に見せてもらったから知ってるカラオケルームだった。

いや…なんで下水道の近くに作ったんですか。

なんかツッコミ所が多い配置になってるのは前々から気がついてたけど、まさかこんなにおかしいとは思ってなかった。



とりあえずカラオケルームを調べてると廊下の方から、足音が聞こえてきた。

…これ終わった…？
いや、終わったよな。



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