【合作】盗賊団と私の監獄物語り【WT】【日常組】

42話【雨空】 ページ46

〜peintoside〜


なんかみんな、Aちゃんと仲良くなっててずるい…。

食堂でのAちゃんをみてそう感じた。


俺なんて、全然話せてないし…最初の刑務作業の時に話したか話してないかぐらいかな…？

俺が女慣れしてないって言うのもあるかもしれないけど。

でも…他の奴らと楽しそうに話してるのは少し…いや結構嫉妬する。

なんで俺には話しかけてくれないんだろとか、たまには2人で話したいのにとか。
俺らしくない考えばかり浮かんでくる。




『ぺいんとくんは何食べてるの〜？』


pe｢ぇあ、ステーキ食べてる！｣




不意にAちゃんから呼ばれてちょっと情けない声がでた。
…なんか俺ってかっこ悪いな。




『素敵っすね！』


pe｢…あははっ、Aちゃんがそんなこと言うんだ…なんか意外で面白かった！｣




本当に意外だった。
こんなことを言うのは…しにがみと俺ぐらい…？
WT団の人も言いそうだけどまだそんなに仲良くなってないし分からない。


それにしても…俺が笑った所をみて、Aちゃんが嬉しそうに笑ってくれた。

まるで天使かのように。


…はぁ…今日も可愛い。

自分が可愛いのに自覚もてよ…

他の奴らにも好きになるだろ…。


でも、Aちゃんは俺の事を愛してくれるよね？



俺はAちゃんに死ぬ程尽くすから…だから…。




壊れるぐらい好きになってよ



好きすぎて壊れてよ…。

俺と一緒に…。壊れて……。
一緒狂お…？


こんなことを考えても届きはしないけど、俺は誰にも渡す気は無い。

他の囚人よりも頭が切れる俺なら…誰よりも幸せにするよ。

だから、俺を選んで。



･
寒いギャグをいって笑わせに来てくれる夢主とか可愛すぎる。
私なら惚れる

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