【合作】盗賊団と私の監獄物語り【WT】【日常組】 (ページ18)

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14話【雨空】ページ18

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st｢おはよう｣

自分の牢屋に戻りしばらくするとステイサム看守が来た。
私たちは｢おはようございます！｣と元気よく言ったけど…。
1人だけふざけて言ってる人がいた気が……。
みんなの声が大きくて助かったみたいだけど。

st｢今日は自由時間だ。5番以外の奴は広間に向かうぞ｣

そう言うと牢屋の鍵を開けてみんなを外に出した。
そこから道案内をするようにして立ち去った。

…暇だ。やることない。
下水道には何にも無さそうだし。

私が頭を抱えてると足音が聞こえてきた。
きりやん看守が来たみたい。

ki｢5番。暇か？｣

『はい、これまでにないぐらいに暇です』

ki｢そうか、じゃあ少し手伝って欲しいことがあるんだが着いてきてもらってもいいか？｣

『わかりました』

私はきりやん看守に牢屋の鍵を開けてもらって外に出た。

そこからはきりやん看守の後をついて歩いた。

暫く歩くと囚人が滅多に入れない図書館だった。
私…自由時間無くなってるのにここに来ていいのだろうか。

ki｢新しく入った本を入れるのを手伝ってくれ｣

『了解です！』

私は机に置いてあるダンボールを開けて出来るだけわかりやすいように五十音順を意識して本棚に仕舞っていく。

本棚に仕舞っていると足元にきらりと光るものを見つけた。

私はそれを拾い上げた。

……鍵だ。

鍵が落ちていて黄色のストラップが着いていた。
もしかしてこれ…黄色の鍵？

黄色ってどこにあったっけ…。

ki｢おい、手休ませるな｣

『あっ、ごめんなさい！』

私はその鍵を囚人服についてるポケットに入れた。
来る途中で金属探知機があるのを見なかったからきっと牢屋に持って帰れると信じて。

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まろさんが更新出来ないとの事なので雨空の方で2話進めさせて頂きます。
スランプとかになったら書けないって言ってくれれば勝手に進めとくので普通にだらだら書いちゃって平気ですからね()