薄くなる意識 �� ページ11
・ren´eyes
そう言うと
阿部くんが、はっと息を飲んだ。
その時、俺は気がついた。
______あの人じゃなかった。
まずい、と思った時はもう遅くて...
寝起きでまだうとうとしていたとはいえ、
最悪なことを言ってしまった。
目の前には、表情を硬くした阿部くんがいて
俺をじっと見つめている。
ab「...阿部くん って、どういうこと？
俺のこと、じゃないよね。」
mm「......」
俺と阿部くんの前に、沈黙が横たわる。
俺は頭の中が真っ白になってしまって
説明しようにも何て説明したらいいか、
そもそも話してもいいのか、
あの時 阿部くんは俺に口止めをしたか
それすらももうよくわからなくなってしまった。
ようやく搾り出した言葉は
mm「…俺が言った 阿部くんと、
あなたは、別人です...
すみません、俺、間違えて...」
突然、ひどい耳鳴りがして 俺の周りの世界がぐるりと歪んだ。
思わず頭を押さえる。
ab「...目黒？！ 大丈夫、しっかりして！」
ああ、俺また....
最近ぜんぜん自分がコントロール利かない。
このままだとまた阿部くんに心配を掛けてしまう…
消えそうな意識の中で、祈るようにそう思った。
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れんりー(プロフ) - たまに見せるツンの魅力、わかります〜。そういうところもすごく可愛いなって思っちゃいます。きっとmmちゃんもそう思っていると思いたい。私こそ、この作品に出合えてよかったと思っています♪こちらこそ、よろしくお願いいたします(*^_^*) (2021年6月30日 22時) (
レス) id: a522fd2b56 (このIDを非表示/違反報告)
Rinna(プロフ) - コメント、沢山書いてくださって嬉しかったです！ 何より れんりーさんの澄んだお気持ちがすごく伝わってきて、 この作品を書いてよかったなと思えました。ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。^-^ (2021年6月27日 0時) (レス) id: 8574bf30e3 (このIDを非表示/違反報告)
Rinna(プロフ) - そしてそれを受け容れてくれる存在がmmちゃんであってほしいなと(笑) 。 今まで多分理不尽なことはたくさんあったと思うしデビューした今も 沢山色々あると思いますが、彼には笑っていてほしいですね。もちろんmmちゃんにも、幸せで笑っていてほしいのです。 (2021年6月26日 23時) (レス) id: 8574bf30e3 (このIDを非表示/違反報告)
Rinna(プロフ) - 一方で気になったのは、abちゃんがたまに見せるツンな部分です。好意を向けられると、その相手に対してちょっと素直じゃなくなっちゃう。 現実のabくんがどうなのか分かりませんが、そんなふうになっちゃうところが 私にとっての、abちゃんの魅力だと思っています。 (2021年6月26日 23時) (レス) id: 8574bf30e3 (このIDを非表示/違反報告)
Rinna(プロフ) - れんりーさん» れんりーさん、コメントありがとうございました。ところどころ、何度も うんうんと頷きながら読ませて頂きました。abちゃんは本当にアイドルのプロだなーと思います。いつもカッコよくて努力家で時に可愛くて、たまにちょっとポンコツ(笑)そんなところもいいですよね。 (2021年6月26日 23時) (レス) id: 8574bf30e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんな | 作成日時：2021年5月7日 23時
