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苛立ち ページ3
・abe eyes
雑誌の取材の控え室にいて
目黒はいつものようにこちらを見ている。
いい加減にしてもらいたいんだけど。
ab「なに。そんなに見てられると迷惑なんだけど」
mm「…そんなに見てました？」
いつもの感情の読めない声。
そんな目黒に、俺は訳もなくいらだつ。
ab「いい加減、メンバーにも気づかれるからちゃんとして！」
すると知らないうちに帰って来たラウールが
ru「…めめ 阿部ちゃん、どうしたの」
心配そうな、不審そうな顔をしている
ab「何でもないよ、ラウール」
と、いつもの笑顔で答える。
目黒は黙っている。なんでだよ。
歳が違いすぎて、ラウは保護したい対象だし
ふっかなんて猫可愛がりと言ってもいいくらい溺愛している。
ラウは塩対応だけど。
一方、目黒のことは
ラウ自身もすごく目黒のことを慕っている。
心配は掛けたくないんだけど。
やめてよ、そんな顔で俺のことを見ないで。
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作者名：Rinna | 作成日時：2020年11月14日 0時
