月光と指先 �� ページ48
♪
目黒くんにまた呼び捨てされて
やっぱり現実とは思えないことを言われている。
「待って、、今なんて言ったの。」
声がふるえる。
蓮「可愛いって言ったけど。」
「そ、それじゃなくて」
蓮「大丈夫って聞いた」
「、、、、、、」
蓮「…もう一回、言ってほしいの？
Aのことが好きだって言ったんだけど。」
、、、また涙が出てしまって、下を向いた。
蓮「泣かないで、A」
背の高い彼が、屈んで目線を合わせてくる。
じっと見つめてくる彼の顔が近すぎて
思わず目を閉じると、クスっと笑われた
「、、、ね、今キスされると思った？」
「……！」
自分でもみるみる顔が赤面していくのがわかった
恥ずかしくてたまらない。
「もう わたし帰る！」
蓮「待って、Aの返事まだ聞いてない。」
「……」
蓮「ねぇ、俺のことまだ好きじゃなくてもいいよ
絶対いつか俺を好きになるから。そうさせるし。
だから、、、、俺に堕ちてよ。」
その綺麗な 長い指が目の前に現れて
わたしの頬にそっと触れて、涙を拭いてくれる。
白く薄い月を肩の上にのせた 背の高い彼は
じっとわたしの瞳を見つめると
そのまま 静かに、キスをした。
♪End
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Rinna(プロフ) - めいさん» コメントどうもありがとうございます！リクエスト頂きとっても嬉しいです！^-^ キスのシチュエーションいいですね…そんな素敵なシーンが書けるように頑張ります！これからもよろしくお願いします^-^ (2020年6月14日 17時) (
レス) id: 18cd872e84 (このIDを非表示/違反報告)
めい - リクエストなんですが、”目黒くんと主人公ちゃんがキスをする”っていうシチュエーションを書いてほしいなぁと思いました！ 更新頑張ってください!! (2020年6月14日 11時) (レス) id: 730e0168eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんな | 作成日時：2020年6月4日 16時
