夜の数学教官室 �� ページ43
♪
阿部先生に、急に体を引き寄せられた瞬間
背後で バン！ という何かを思いきり蹴るような大きな音がした。
音にびっくりして
何が起こっているのかわからなくて
とっさに振り返ろうとした時に
阿部先生の、低い声がした。
「、、、目黒。」
振り返ると、教官室の入り口に立っていたのは
見間違えようのない 背の高いシルエット
すごく怒った顔の目黒くんがそこにいた。
蓮「、、、、何やってんだよ」
阿部「まだ何も。」
目黒くんは見たこともない怖い目をしている。
蓮「ふざけんなよ、これがあんたの言う゛適切な関係´ってやつかよ」
阿部「、、、そうだね、どうかな」
蓮「だまし討ちみたいな真似で、
Aを手に入れようとすんのがあんたのやり方かよ。最低だろ」
阿部「・・・・・」
怒っている目黒くんに、強引に腕をひっぱられ教官室を出る
阿部先生は何も言わず、ぼんやりとしていた
「えっ、、、目黒くん、、、待って、」
わたしの手を掴んだまま
すごい早足で廊下を歩いて、旧校舎の階段を昇っていくから
足がもつれそうになる。
この状況が非現実的すぎて、まったく頭がついていかない。
でも、できるなら。
この階段がずっと続いていればいいのに
ずっと このままわたしの手を引いていて。
、、、できるなら
このまま どこか遠くへ連れて行ってほしい。
♪
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Rinna(プロフ) - めいさん» コメントどうもありがとうございます！リクエスト頂きとっても嬉しいです！^-^ キスのシチュエーションいいですね…そんな素敵なシーンが書けるように頑張ります！これからもよろしくお願いします^-^ (2020年6月14日 17時) (
レス) id: 18cd872e84 (このIDを非表示/違反報告)
めい - リクエストなんですが、”目黒くんと主人公ちゃんがキスをする”っていうシチュエーションを書いてほしいなぁと思いました！ 更新頑張ってください!! (2020年6月14日 11時) (レス) id: 730e0168eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんな | 作成日時：2020年6月4日 16時
