阿部先生�� ページ4
♪
そんなことがあって、数日経ったある日の午後。
職員室に入ろうとしてドアを開けると
目黒くんと数学の阿部先生が何か話してるところに出会った。
「あ」
目黒くんはわたしと目が合うと
ばつが悪そうに目をそらして、会釈して職員室を出て行った。
阿部「橘先生、うちの目黒のこと知ってるんですか？」
「あ、はい。知ってるというか…
あんまりよくは知らないんですけど。
ちょっと変わってて面白い子ですよね」
と答えると、阿部先生は少しだけ驚いた表情をした。
阿部「面白い…？ 目黒が、ですか」
「はい。阿部先生のクラスの子なんですか？」
阿部「うちのクラスですよ。勉強は置いといて
あいつああ見えてサッカー部で活躍してたから
女子にもかなり人気ある生徒なんですよね」
「目黒くん、サッカー部だったんですね」
阿部「知らなかったんですか？ 今年の都大会でも準優勝したんですよ」
「そうだったんですか、すごい」
阿部「いや僕が自慢するようなことでもないんだけど」
先生は爽やかに笑って、その場を去った。
目黒くんは阿部先生の３年Ｊ組の生徒で、サッカー部だということが分かった。
ひとつずつ、彼の謎がとけていくようで
ほのかに嬉しい気持ちになるのは、どうしてだろう？
♪
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Rinna(プロフ) - めいさん» コメントどうもありがとうございます！リクエスト頂きとっても嬉しいです！^-^ キスのシチュエーションいいですね…そんな素敵なシーンが書けるように頑張ります！これからもよろしくお願いします^-^ (2020年6月14日 17時) (
レス) id: 18cd872e84 (このIDを非表示/違反報告)
めい - リクエストなんですが、”目黒くんと主人公ちゃんがキスをする”っていうシチュエーションを書いてほしいなぁと思いました！ 更新頑張ってください!! (2020年6月14日 11時) (レス) id: 730e0168eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんな | 作成日時：2020年6月4日 16時
