音駒マネはスナリンの姉

〇39話 自主練行くぞ！ ページ39

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_

一日目の練習終了


終わった〜！あれから梟谷と、もう1回青城とも戦った。梟谷には負けちゃったけど、青城には勝てたんだー！！よっしゃ！


めっちゃ喜んでたら及川達にすごい睨まれてたわ。
きゃー怖いー、なんてね。






そんで、今私は侑に迫られている。



何をって？









自主錬に決まってんじゃん！

まあ、自分でいいよって言ったからもちろん付き合うんだけどね。


侑「ちょっとだけでもいいですから！」

「あー、うんうん全然いいよ！！だけど烏野と青城には私の事まだ言ってないから練習してるとこ見られないようにしたいんだけど……いいかな？」

そこでバレたらもうまためんどくさい事になりそうだし。


侑「分かりました！んじゃ、行きましょ！！」


治「Aさん、俺も参加してええか？」

あーっと、治だ！

「おー！いいよいいよ！一緒にやろうか！」

侑「おいっ！治っ！Aさんと2人きりで練習しようと思てたのに何で来よんねんっ！！」

治「お前こそやっ、抜けがけしようとしてっ！！」

ていうか、

「セッターだけいてさ、スパイカーいなかったら始まんなくない？治スパイカーでしょ？ちょうどいいじゃん」

侑、治「……」

治「ほれみぃ、俺来て良かったやろ」


侑「……ﾁｯ」

あ、こいつ今舌打ちしたな？




ん？何か両肩に重みを感じるんですけど、誰ですか？

振り返ると、





「お！！！倫くんと鉄朗じゃん！自主練やる？ちょうどブロックいなかったんだよねー！！」

侑、治「げっ…」



黒「おう。やるか！第1と第2は烏野と青城が使ってたから第3行こうぜ！」


倫「姉ちゃんとバレーするのすごい久しぶりだからね。こんなチャンス逃す訳ないよ」

「よし！！みんな第3体育館いくぞー！！…あれ？侑、治元気ないなー、どうした？」

侑「い、いや、なんでもないですよ」

治「ちょっ、ちょっとボーッとしてただけ何で気にせんといてください！」


侑、治「(いらんのが入ってきてしもたー)」


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


時を戻し、この話に混ざる前の黒尾と倫太郎

黒尾side


練習終わり


「なぁ、倫太郎。あれ、何やってんのかわかる？」

そう言い俺はAと宮兄弟が、喋ってんのか戯れてんのかわかんないような感じになっている空間を指さした。

倫「…あーあれね。確かね、今日の昼食の時侑が姉ちゃんに自主練持ちかけてOK貰ったらしくて、今は連れてかれるとこなんじゃない？俺も行ってくる、姉ちゃんと久しぶりのバレーだし」



続きます、

〇40話 第3体育館→←〇38話 烏野と試合2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す