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第参拾壱話(+ご挨拶) 認める ページ33

(NO side)




優之心が座る様子をじっと見ながら、鱗滝は考えていた。

思い出して喰わないようにしているのならば、それを思い出さなかったときにはどうするのか。







そしてもし、その嫌悪を忘れてしまったら?








この二人は安全そうに見えて、何かが崩れれば全てが終わってしまう。


優之心と禰豆子には、暗示をかける必要があるかもしれない。



「……すまんな、優之心」

『……???』



眠る禰豆子の頭を撫でる優之心は、鱗滝の言葉に顔を上げ、また首を傾げた。


すると、引き戸がガラっと勢いよく開き、少し冷たい風が吹き込んできた。



『……!!』


「はあ、も…どり、はあ…ました…」



山に入ったときと比べ物にならないくらいの怪我をして、衣服は泥だらけの炭治郎が、息を荒くしながら入ってきた。

その場でズルズルと膝をつく炭治郎に、優之心は駆け寄る。



『たん、じろ…』


「…お前を認める。
竈門炭治郎」


「『!!!』」



天狗の面の下から聞こえた声に、炭治郎と優之心は顔を見合わせた。




______________


仍ですー。
ここまで読んでくださって有難うございます。

30話超えましたね…私ここまで続いたの初めてなんですよ()
皆様の応援とコメント・評価があってこそです。本当に有難うございます。

アニメ終わっちゃいましたね…無限列車劇場版ですね…正直なところはアニメが良かったんですが、映画館で号泣する未来が見えるので何も言わないことにします。


さて、私の脳内は今日も元気に働き、オリキャラを生み出そうとしてきます。
いくつか作りたいお話があるので、こちらが落ち着いたら作ろうかなって思ってます。もし作ったらそちらも宜しくお願いします。

これからは炭治郎の訓練や選抜・任務になるので、大きくカットさせて頂くかもしれません。すみません。


これからも 竈門家の長男坊。 を宜しくお願い致します。仍でしたー。


.

第参拾弐話 炭治郎日記→←第参拾話 人の血肉を嫌う理由



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しろりん(プロフ) - 鬼滅の刃の原作沿いの中で一番この作品がお気に入りです...。兄主さん...素敵なお兄さんですね...。更新頑張ってくださいね!...早く善逸や伊之助にも会ってほしいな...。 (2022年5月7日 10時) (レス) id: 5f15beaff6 (このIDを非表示/違反報告)
猫を愛している者 - 続きは書かないんですか? (2020年8月15日 22時) (レス) id: f0ad13efd7 (このIDを非表示/違反報告)
南無南無(プロフ) - そうだったんですね!良かったです…!! (2020年2月22日 22時) (レス) id: e2dd911ff4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ヤトさん» ありがとうございます!返信遅れてしまって申し訳ありません… (2020年2月16日 14時) (レス) id: dec789af05 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 南無南無さん» 終わってないんです!すみません!!漫画が手元に無いとお話が書けなくて、なかなか更新出来ずにいます…本当に申し訳ないです…更新お待ち下さい!! (2020年2月16日 14時) (レス) id: dec789af05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年9月16日 14時

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