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第80話 ページ30

*ラストの件


いつものように撮影を終えて


ラストが来ないうちに退散しようとしたが


どうやら彼はモデルの撮影で来れないようだ


いつもの騒がしさがないのは少し寂しいが


私の貞操が守られたのは良い事だ


ふと、忘れ物箱を見つける


目に付いたのはいい香りに惹かれたからだろう


「ラベンダーの香水?」


「ああ、それラストさんの忘れ物らしいです」


一人のスタッフがそう言った


持ち主がわかってるのになんで誰も届けないの?


と言った瞬間、みんな顔を逸らした


……ああ、なるほど


仕方ない、今日は私から出向いてやるか





スタジオに着くと、撮影しているラストの姿があった


黙っていれば普通にスタイルの


いいモンスターなんだよね


彼のマネージャーを探すが見当たらない


どうやら他の場所で会議しているようだ


これ、本人に渡さなきゃいけないのか


いつも逃げているので変な気分だった


撮影が終わったのを見計らってラストに声をかける


彼はビックリしたように目を見開いたが


すぐに嬉しそうに笑って私に駆け寄ってくる


「わあ!!Aだ!なんで!?」


「忘れ物届けに来たの
この香水、置き忘れたんでしょ」


はい、と香水を渡すが彼はそれを見つめたままだ


はやく受け取って欲しいんだけど……


「ねぇ、Aの手触らせて」


「え?やだ」


「ええ!?なんで!!」


いや、こっちがなんでだよ


君に触られてそれで済むとは思えない


「いいじゃん!手ぐらい!それ以外
手を出さないから!今ならこの写真集あげるよ!」


そこにはAUサンズの写真が載っていた


これ、市販じゃないな……いや、確かに欲しいけど


「ね?いいでしょ?」


流石にいつまでも変態扱いは可哀想か


決して写真集に引かれた訳では無い(少しある)


ため息を零しながらも私は彼に香水を押し付けて


手を出したままにする


「少し、手だけだからね?」


「ほんと!?やったぁ!」


彼は香水を机に置いて早速私の手に触る


ビクッと体が反応する


意外と優しい手つきで驚いたのだ


彼は嬉しそうに笑う


「可愛い反応するね」


「……うるさい」


彼は私の手を掴んだり、指を絡めたり


様々な形で手を触る


ただそれだけなのに


いけないことをしてる気分になる


恥ずかしくなってきたので、もういいでしょと言って


彼から離れようとした瞬間


手首を掴まれて引き寄せられる


「だーめ。オレ、ずっと我慢してたんだから」

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まな★★(プロフ) - 夢さん» ありがとうございます!ヾ(●´∇`●)ノこれからも頑張ります!! (11月14日 19時) (レス) id: 7dea6cedb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 最高ですね!頑張ってください、応援します! (11月14日 16時) (レス) id: bb9414ec4a (このIDを非表示/違反報告)
まな★★(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます! (11月5日 8時) (レス) id: 7dea6cedb8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 続編おめでとうございます!応援してます(^^) (11月5日 6時) (レス) id: 74d9f2f81e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まなさん★★ | 作成日時:2020年11月2日 21時

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