第70話 ページ20
＊日常より
何故か、アズゴアからお茶会に誘われた
彼はスムーズにお茶の用意をする
彼お得意の、花の紅茶だ。いい香りがする
匂いを堪能し、少し冷ましてから
口の中に入れると、甘くてふわふわする
ホッと落ち着くような味が広がった
「最近、Aは張り詰めすぎてるだろう？
少しでも気が休まればと思ってね」
……確かにこうしてゆっくりする
時間はなかったかもしれない
騒がしいのも嫌いではないけれど
こうしてのんびり過ごすのもいいかもしれない
「実は相談したいことがあるのだけれど」
本当の狙いはそれか
いや、そんなことは、と彼は否定する
知ってる、アズゴアはそういう事はしない
私とお茶を飲みたいのは本当だろうし
会話として、相談を持ち込んだだけだ
それをちょっとからかっただけ
「トリエルのことでしょう？
私で良かったら力を貸すよ」
「本当かい？ああ、嬉しいよ。今度みんなと
お茶会をしたくてね。キャラにアズリエル
フリスクに、トリエル、そして君も一緒に」
「それは素敵だね」
アズゴアと話していると
自分が自分じゃないみたいな気がするが
彼と話してる自分もいるのだと
新たに発見したと思えば悪くない
「いつか寄りを戻せるといいね」
「ああ、頑張るよ」
＊アズゴアに質問です
＊Aのことはどう思ってるんですか？
「しっかり者だよ
けれど大人びているようで実際は子供っぽいかな
その危うさを守ってあげたいと思ってるよ
あの子も私の大切な子だからね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まな★★(プロフ) - 夢さん» ありがとうございます！ヾ(●´∇｀●)ﾉこれからも頑張ります！！ (2020年11月14日 19時) (
レス) id: 7dea6cedb8 (このIDを非表示/違反報告)
夢 - 最高ですね！頑張ってください、応援します！ (2020年11月14日 16時) (レス) id: bb9414ec4a (このIDを非表示/違反報告)
まな★★(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます！ (2020年11月5日 8時) (レス) id: 7dea6cedb8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 続編おめでとうございます！応援してます(^^) (2020年11月5日 6時) (レス) id: 74d9f2f81e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あゆさ | 作成日時：2020年11月2日 21時
