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第68話 ページ18

「……エレベーターに行こうか」


エレベーターに着くと


フリスクの持っている電話が鳴った


*ききおぼえのないこえがする


「キャラ…聞こえてる?本当に久しぶりだね
君はよくやってくれた。おかげで何もかも
上手くいったよ。キャラ…それじゃあまた後でね」


電話が切れるのと同時に


エレベーターの扉が全て閉まる


下から突き上げられる感覚に驚きながらも


二人の手は離さまいと握り続ける





目を開けるとエレベーターから出ていた


エレベーターの扉にはツタが絡まっていて


もう戻れなくなっていた


「……行こう。あいつが待ってる」


キャラはすぐに立ち上がってそう言った


フリスクと私も彼女に同意するように頷く


ホームへたどり着き


キャラは大事そうにロケットを拾った


「やっと、取り戻した」


嬉しそうにロケットを抱き寄せる


そんな彼女の背中を撫でてあげる


ホームを抜けて、審判の間を通り


謁見室の入口に辿り着く


中へはいるとアズゴアが花に水やりをしていた


「ハロー、いらっしゃ……」


彼は驚いた顔をして後ずさりする


ニンゲンが三人


しかもキャラは何年も前に


落ちてきた子どもの姿のまま


キャラにそっくりなフリスク


私には特にこれといって


感じることは無いだろうけど


三人のうち一人からソウルを奪えば


彼らの悲願は叶うのだ


「……お茶でも如何かな…と
言いたいところだけれども
残念ながら…そういう訳にもいかないね」


彼は悲しそうな顔を浮かべる


この中の誰かを殺して7つのソウルでバリアを壊す


けれど彼はこの中から誰かを


選ぶことはしないだろう


王としての責務を果たす彼は


あまりにも優しすぎるのだ


準備が出来たらこの先の部屋に来て欲しいと言われる


私たちは彼の後に続く


彼は何度も私たちに話しかけてくる


余程きて欲しくないのだろう


心の準備など出来てないのだから


息を飲む音が聞こえた


フリスクだ


私とキャラは彼の手を握りしめた


フリスクは私たちを見ると頷く


私たちの思いは一つだった





先へ進もうとする私たちの前に


アズゴアは立ちはだかる


けれど、小さな炎が現れて彼を追いやった


目の前に現れたのはトリエル


「! ああ、そんなキャラ?キャラなのね?」


彼女はこちらに駆け寄ってくると


キャラとフリスクを抱きしめた


「うそ、本当に信じられないわ。
生きていてくれたのね!」

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まな★★(プロフ) - 夢さん» ありがとうございます!ヾ(●´∇`●)ノこれからも頑張ります!! (11月14日 19時) (レス) id: 7dea6cedb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 最高ですね!頑張ってください、応援します! (11月14日 16時) (レス) id: bb9414ec4a (このIDを非表示/違反報告)
まな★★(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます! (11月5日 8時) (レス) id: 7dea6cedb8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 続編おめでとうございます!応援してます(^^) (11月5日 6時) (レス) id: 74d9f2f81e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まなさん★★ | 作成日時:2020年11月2日 21時

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