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第65話 ページ15

「……キャラ?」


フリスクが彼女の名前を呼ぶ


私は首を横に振った


「私の本当の名前はA。Aだよ。
パピルス、アンダイン、サンズ、フリスク、キャラ」


私が無事だったことに喜びを感じたのか


パピルスは無邪気に私を抱きしめる


アンダインはボサボサになるまで頭を撫でてくれた


キャラとフリスクは安堵してこちらを見る


サンズは一人離れたところで


やれやれと言った様子でため息をついていた


色々と事情を説明しなければならないけれど


複雑なことなのでなかなか難しい


パピルスとアンダインは


そんなの気にする必要ない、と


AがAと名乗るのなら


そう呼ぶまでだ、と言ってくれた


「そっちのニンゲンがキャラって言うんだよね?
友達の友達は、友達なのだ!よろしくな!」


キャラは悲しそうに目を伏せたが


すぐに笑ってみせた


よろしく、と手を差し出す


あの時、抱きしめてあげられなかった分


キャラの手からは優しさが感じられた


サンズもその様子を見てホッとしたようだ


「ありがとう、サンズ。信じてるって言ってくれて」


「heh……正直ヒヤッとしたぜ?」


冗談のように言ってくれているが


彼の中では本気で悩んだだろう


よりにもよって、弟を殺したやつを


救いたいだなんて疑っても仕方がなかったのに


と、サンズと私の間に、キャラは割って入る


「私のAに近づくな骨野郎」


口の悪さは変わらずか


サンズの目が真っ黒になり笑っている


不気味さがいっそう増すのでやめてほしい


キャラはサンズを睨みながらも私に抱きついてきた


「えっと?キャラ?」


「……ありがとう。A姉さん」


姉さん!?いや、えっと……すごく恥ずかしいな


「おい、クソガキ。今すぐAから離れろ」


「ハッ、誰が聞くかよ」


……なんか?色々とキャラ崩壊してるような?


そもそもキャラは最後にしか出てこないし


キャラ崩壊してるかはわかんないけど


「……A、よかった」


フリスクがほっとしたようにこちらを見つめる


私はキャラから離れてフリスクに近づく


「こちらこそ、ありがとう
君のおかげで私は今ここにいることが出来る
さあ、先に進もう。まだこれで終わりじゃない」


私は手を差し伸ばす


まだ助けるべき人がいる


それは君もキャラもわかっているはずだ


フリスクは頷くと私の手を取った


それを見てキャラも私たちの手の上にのせた


「一緒に、行ってもいい?」

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まな★★(プロフ) - 夢さん» ありがとうございます!ヾ(●´∇`●)ノこれからも頑張ります!! (11月14日 19時) (レス) id: 7dea6cedb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 最高ですね!頑張ってください、応援します! (11月14日 16時) (レス) id: bb9414ec4a (このIDを非表示/違反報告)
まな★★(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます! (11月5日 8時) (レス) id: 7dea6cedb8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 続編おめでとうございます!応援してます(^^) (11月5日 6時) (レス) id: 74d9f2f81e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まなさん★★ | 作成日時:2020年11月2日 21時

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