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第八話 ページ8

『誓いを此処に
我は常世総ての善と成る者
我は常世総ての悪を敷く者

汝 三大の言霊を纏う七天
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ』


お願い……来てください!


私の願いはただ一つ、貴方に会うことなのだから!


魔法陣が光りだしたかと思うと


誰かがそこに立っていた


思わず満面の笑みで誰かを見た


だが、そこに立っていたのは


「……サーヴァント、アサシン
貴方が僕のマスター?」


…………そうだよね


そう簡単にうまくいくわけない


でも……もしかしたら


この聖杯戦争で会えるかもしれない


『よろしく、えっと……アサシン?』


「クラスなどの詳細はこちらの資料で
今夜は戦いを禁じております。
アサシンは霊体化し、彼女と共にお帰りください」


そういって彼女はお辞儀をして


そのまま部屋を出ていってしまった


………詳細は家で確認した方がいいってことだよね


『それじゃあ行こうか、アサシン』


「説明は後でだね。わかった」



in家


今日呼ばれた人達は疲れたのか


そのまま帰っていった


何もいないように見えたが


"霊体化"というものをして


共に帰ったのだと思う


ただ怪しいのは先にくじを引いた彼


彼はゲーム感覚でいた


もしかしたら既に


ターゲットを決めている可能性がある


ちなみに仮面は帰る際に


ホムンクルスたちに返した


帰る際も用心深く


一人一人、十分後とずらしていた


有難いけどさっさと帰りたかったから


迷惑ですらある


「マスター、そろそろ自己紹介しないかい?」


アサシン……彼はそういった


というか、彼の名前はアサシンなのか?


「いや、違うよ。僕にはちゃん真名がある」


真名?ああ、そういえば


確か、貰った紙に


真名とは英霊の本来の名前


アサシンはクラス名というわけか


剣騎(セイバー)槍兵(ランサー)弓兵(アーチャー)騎兵(ライダー)


魔術師(キャスター)狂戦士(バーサーカー)があるらしい


それぞれの特徴を活かして


聖杯を奪い合う……ね


アサシンは戦い向けではないけど


暗殺に関しては得意とするのか


『……そもそもなんで真名隠すの?』


「真名を知られると相手が対策してくるからね」


……ああ、こっちが不利になるのか


『マスターには言っていいの?』


「ああ、勿論。自己紹介しても?」


私は"構わない"というように


彼に向かって頷いた

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まな★★(プロフ) - ゆきちゃんだぞさん» ありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです!! (2019年4月1日 20時) (レス) id: 1e0fa89d62 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきちゃんだぞ - とっても面白いです!がんばってください!!! (2019年4月1日 13時) (レス) id: cbcf733df5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まな★★ | 作成日時:2018年12月29日 13時

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