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第十五話 ページ15

「隣町?なにをしに?」


知り合いの家に行く


で、帰りは図書館に行く


「知り合いの家はまあ何となくわかるんだけど…
図書館に何しに行くの?」


貴方のことを調べる


なんて…ちょっとデリカシーないよね


あまり言わない方がいいかも


『私は歴史とか疎いから。相手のサーヴァントが
分かるように少し調べたいの。情報があれば
相手が何者かわかるし』


「成る程」


『アサシン的に、マスターが一人で
行動するのはどう思ってるの?』


まあ今日普通に学校行ってたけど


逆に引きこもってて


学校にいるかもしれないマスターに


バレるのを避けたいという理由もあったけど


「基本的には避けてほしいけど…
君の人生にあまり口を出したくないな
ただ休日の日とかはなるべく
君について行きたいと思ってる」


………まあ別に着いてきてもらって


困ることは無いが


明日の知り合いの家に行くのは


ちょっと面倒くさいんだよな


主に私が


『じゃあ、明日は一緒に行く?』


「うん。あ、でも図書館は遠慮するよ」


なんで?一番行きたそうだと思ってた


顔に出ていたのか


彼は困ったように笑って


「この街がどんなところなのか
調べておきたいんだ。今日は半分回ったから
明日もう半分回るつもり」


いつの間にそんなことを…


この街で戦う以上


確かに地形を知っていた方が便利だ


『じゃあ、それでいいよ』


そう言うと同時に夕食を食べ終える


『食器は私が片付けるから
アサシンは寛いでていいよ』


「いや、手伝うよ」


『いいの、いいの。さっき本途中だったでしょ?
読んでなよ』


私は笑ってそう言った


彼はこれから先


私を守ってくれるサーヴァントだ


日常生活ぐらい迷惑をかけたくない


自分のことは自分でやる


「そ、そうかい?じゃあ頼むよ」



次の日、家事を全て済ませて


隣町へ行く準備をした


「そんなに、持っていくの?」


まるで部活に行くみたいだ


まあ近いっちゃ近い


ちなみにジキルがいると


みんな騒いでしまうと思う


そして根掘り葉掘り聞いてくるから


一応設定をつくっておいた


私の家でホームステイ中の外国人


日本の大学に通うために


私が日本語を教える

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まな★★(プロフ) - ゆきちゃんだぞさん» ありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです!! (2019年4月1日 20時) (レス) id: 1e0fa89d62 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきちゃんだぞ - とっても面白いです!がんばってください!!! (2019年4月1日 13時) (レス) id: cbcf733df5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まな★★ | 作成日時:2018年12月29日 13時

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