検索窓
今日:9 hit、昨日:7 hit、合計:21,545 hit

ー…柔く光り散りて3…ー ページ3

オボロ「! そ、それは
場合によるわ!
私はタクミ様の臣下!
タクミ様を護るのが私の役目!!」


…つまり自分自身で護りたいと


いい覚悟


そして慕う気持ちが強い


その問いに私は迷うわけがない


「わかった」


オボロ「は、はあ?!」


急に大声をだすオボロ


私は驚いて目を見開く


変なことでも言っただろうか?


オボロ「あ、貴方ね!タクミ様が
心配じゃないわけ!?」


え?なんでそうなるの?


っていうか護るって言ったの、オボロじゃない


わけがわからず


私はただ彼女の説教(?)を喰らう


オボロ「だいたいね!貴方はタクミ様のこと
好きなくせになんでそんな態度がとれるわけ!!?」


「……え?」


オボロ「えっ」


私がタクミ様を好き?


何を言っているのだろうか


「好きってどういう意味の?」


オボロ「だ、だから…こ、恋人」


………もしかして


今まで私誤解されてた?


ヒナタから聞いた話だが


オボロはタクミ様のことが好きらしい

…だから目の敵にされていたのか、納得


「私にはもう夫がいるの
他の人に目移りするわけないじゃない」


オボロ「え!?そうなの!!?」


「誤解させてしまったのは悪かったわ」


オボロは居心地悪そうに目をそらす


が、すぐにこちらを向き


オボロ「私のほうこそ、ごめん」


「よし。じゃあ解決したところで
ぱぱっとやっちゃいますか」


オボロ「私も頑張るわ!A
指示お願いね」


私とオボロは力を合わせて


敵を次々と倒していく


ヒナタ「お?あいつらすげえな!
俺たちも負けていられませんね!」


タクミ「ふっ…ああ、そうだね」





戦いが終わった


あの量の敵兵を倒したのだ


……カムイ様の戦略はすごかった


そういえば、前に実力を示したら


教えてあげるみたいなこといったっけな


…でもまあ覚えてないでしょ、ほっとこう


勝利した私たちははやく国境から離れて


森に身を隠した



眠れなかった私は剣を磨いていた

ウードにもよく磨いてもらったな


あの子、剣を本当に大切にするから


いつも丁寧なのよね


???「A」


「? タクミ様?」


またこんな時間に起きていたのか


タクミ「大事な話があるんだ」


タクミ様の目はいつになく


真剣で思わず息をのむ


ついに広まったのだろうか


私が暗夜とつながっているなど


という噂が


「はい。なんでしょうか」


タクミ「―――Aのことが好きだ」

ー…突然の告白…ー→←ー…柔く光り散りて2…ー



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
26人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まな★★(プロフ) - 絵馬さん» コメントありがとうございます!しばらく更新できずに申し訳ないです<m(__)m>完結まで頑張って持ってきますね! (2018年3月27日 20時) (レス) id: 68753d1748 (このIDを非表示/違反報告)
絵馬 - コメ失礼します。私はFEifをやっていて少し懐かしく感じました。覚醒から読みましたが、とても読みやすくてびっくりしました。更新頑張ってください! (2018年3月20日 22時) (レス) id: 94b890890c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まなさん★★ | 作成日時:2017年9月27日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。