生きてるから殺してほしいの ページ18
パーカーを脱いで既に入っていた
全く聞いてなかったな〜
えっとスイッチスイッチ…あった
『あったよ。スイッチ』
ザックは短く舌打ちをする
そしてザックは
さっきから黙りこくっていたレイに
まだショック受けてんのか？とか聞いてた
地雷………
「そもそもよぉ。死にたいんだったら
なんでテメェで死なねぇんだ…？」
ボソっと呟いたのは自 殺 はダメだから
自 殺 は…ダメ？
なんでまた
「――神様が…そうおっしゃったから？」
「俺に聞くな」
神様…神様なんていやしない
なんて否定したら
母上や父上になんていわれるか
「役に立てってことだよ。
そんで殺されたいならおもしろくしろよ
こう…怒ったり…泣いたり…」
『プッ…ｗｗｗｗｗ』
レイ、可愛い…そして面白い
目が変わらないから
どうしても、ね
「もうお前死んでんじゃねぇのか」
「…生きてるから殺してもらいたい」
ザックまでこの調子だ
もうコメディアンをみているみたいだよ
『じゃあ、笑うのはどうかな？』
「それしかねぇよな」
「……笑う」
レイは…ゆっくりと笑った
思わず言葉を失う…
笑うと言うか…微笑んだと言った方が似合う
「…どう？」
「―――……目が死んでる」
「そう…ダメね」
……………嘘はつかないけど
誤魔化したわね、ザック
「しょうもねぇことに時間使っちまった…」
『レイ。ザックと一緒にあっちの方を
探してきて。僕、ここで待ってるから』
「………私、一人で大丈夫」
『えっ、でも』
「あの隙間に入れるのは私だけ、行ってくる」
そういうとレイはそのまま走り去ろうとする
呼びとめようと思ったら
ザックの声でかき消されてしまった
…………………行ってしまった
無言……………………………
喋るにしても全然話題が浮かばん…
「…なあ」
今まで黙っていたザックが声をかけてきた
「りれきしょ？だっけか…
なんであれを見て焦ったんだ？」
『………別に。知られたくなかっただけよ。
君はすごいね。僕も君の過去を
知っちゃったわけだけど…』
「…ま、俺はあれだ。
もう記事って奴に載ってるから」
『……諦めがいいこと。僕は…知られたくない』
「…そういうと思った。ほれ」
ザックは僕になにやら紙を渡してくる
疑問に思いながらもそれを受け取る
折ってあるわね
折り目を開くとそれは………僕の履歴書だった
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まな★★(プロフ) - KARONAさん» ありがとうございます！ (2017年10月21日 19時) (
レス) id: e9a26e7ffa (このIDを非表示/違反報告)
KARONA(プロフ) - 読ませて頂きました！主人公、私の好きなタイプです！！更新楽しみしています！ (2017年10月21日 18時) (レス) id: ca4d1411b7 (このIDを非表示/違反報告)
まな★★(プロフ) - まひろ(舞夜と咲紅)さん» あー…確かに推しが死んでしまうと狂気的になりますよね……（すいません、まじで閲覧注意かもです；；） (2017年9月23日 12時) (レス) id: e9a26e7ffa (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(舞夜と咲紅) - あぁ嫌だエディがコロサレチャウ…許さないエディはコロサセナイ私のもの…ってエディが死ぬところ見ると何時も思ってしまう狂気的な自分が居る (2017年9月17日 21時) (レス) id: d69c7fdad7 (このIDを非表示/違反報告)
まな★★(プロフ) - 松師匠さん» ですね！私はそんなんじゃないですよ！ｗ (2017年8月16日 22時) (レス) id: e9a26e7ffa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなさん★★ | 作成日時：2017年7月27日 23時
