「嫌ってほど知ってる」 ページ17
「ふっ！！」
屍「グホッ……アアァ…………」
なんでだろう…前みたいに戦える
怖がらずに立ち向かっていける
アズ―ルが私の心の中にいるから？
そうか…だから、こんなにも力が湧いてくるんだ
ファウダ―「貴様らごときがあぁ！！！」
「えっ…？」
その瞬間、周りの動きが
スローモーションのように見えた
ルフレがクロムを庇い、ダメージを受け倒れる
―――――…ドクンっ…―――――
クロムがルフレに駆け寄り
―――――…ドクンっ…―――――
クロム「大丈夫か！？奴は倒した。俺たちが勝ったんだ！！お前のおかげだな。
お前が傍にいてくれたから」
―――――…やめてっ…―――――
ルフレ「……………」
クロム「？ どうした？
おい、しっかりしろ！！っ！！！」
ルフレは呆然と立ち尽くし、クロムを見る
クロム「おまえの…せいじゃ、ない……
おまえ、だけでも…にげ、ろっ」
クロムが倒れる…倒れる……？しん、だ？
「いやぁぁぁぁぁぁ！！！！！」
私はクロムがいる場所までかけよろうとするが
黒い結界のせいでクロムに
触れることすらできなかった
何度も、何度も…黒い壁を叩く
「な、んで…こわれな、いの？
壊れてよ…コワレテヨ！コワレテヨ！！」
ルキナ「お父様ぁぁ！！！」
二度も失うなんて…そんな、こと………
私は何度も叩きつける…
壊れないなんてこと嫌ってほど知ってる
アズ―ル「Aさん！それ以上はダメだって！」
「煩い…ウルサイ……」
アズ―ル「ダメだって！手、怪我してますよ！？」
屍「ウアアァ………」
アズ―ル「っ！危ない！！！」
アズ―ルは私に覆いかぶさった
彼の腕を見ると…手から
赤い液体がじわじわと流れていた
「あっ…あぁ……アズ―ルっ」
アズ―ル「っ…これくらい、平気」
わたしの、せいで……
屍「ウアァァ！！！」
アズ―ルを襲った屍兵がもう一度攻撃してくる
ダメ…！避けれない！！
二人「「！！！」」
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まな★★(プロフ) - ブラック☆さん、コメントありがとうございます！アズ―ルかっこいいですよね！更新がんばります！ (2016年7月17日 15時) (
レス) id: e9a26e7ffa (このIDを非表示/違反報告)
#ブラック☆ - やっぱりアズールが一番好きだな〜この小説面白いです！更新頑張って下さい！！応援してます (2016年7月15日 4時) (レス) id: a43a3a6f99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなさん★★ | 作成日時：2016年2月24日 17時
