検索窓
今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:301,500 hit

〜38話〜 ページ42

惜しいことをしたかな?


でも、これからも一緒なんだし


それに約束したし


「あ、そっか……私、友達と約束したんだ」


今まで、こんなことなかったから凄く、嬉しい


思わず顔がニヤけそうになる


「明日か……待ち遠しいな!」


友達と一緒に帰るだけ


そんな当たり前なことが凄く嬉しかった


in帰り道


すっかり、遅くなってしまった


母さん……心配してるかな?


早く帰らないと


不良「あれ?あの子可愛くね?」


不良2「ホントだな……」


コンビニの前を通ると二人の不良が


私を見てそう呟いてた


ま、まさか……私じゃないよね?


だって私、不細工だし


不良「なあ、なあ、一緒に遊ぼうぜ」


…………まさかの私ですか!?


この人たちが噂に聞くB専!?


「え……いや、その、私帰らないといけないんで」


ってか、今どきナンパとか古過ぎ


それに人の事言えないけど


すっごい、不細工なんですけど


不良2「そんな釣れないこと言わないでさ?
な?少しぐらい、いいじゃんか」


すると、もう一人の不良に腕を掴まれた


力が強くて振りほどけない


「は、離してください!!」


嫌だ、気持ち悪い……


誰か、誰か……カルマっ


……え?私、今カルマの事を


?「……その辺にしてくれないかな?
この子、俺の彼女なんだよね」


そういって、私の腕を掴んでいた


不良の手を薙ぎ払った


その人は、自分の方に私を引きよせた


彼の顔を見ようと、上を見上げると


「カルマ」


業「次は、ないからね?(黒笑」


不良「ひっ!!」


不良2「覚えてろよ!!」


すると、足早に逃げて行った


と、とにかく


「た、助かったの?」


業「そうだよ。全く、女の子一人で
夜道を歩くなんて、無防備と言うか……」


それは、悪かったけどさ


でも、何でカルマが居る訳?


一人で考え込んでると


業「ほら!またあんな奴らに捕まらないうちに
帰るよ!送ってくから!」


「え」


業「ほら、早く」


「え、あ、はい」


言われるがままだな、私


あ、そういえば……お礼言ってない


「あのさ」


業「ん?」


「た、助けてくれて……ありがと」


業「……別に」


「それにしても、さっき、私を彼女って」


業「あ、あれね。嘘だよ。ああ、言っとけば
関わらないからね」


なるほど……今度、こんなことがあったら


それを口実に逃げるか


まあ、もう二度とないと思うけど

〜39話〜→←〜37話〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (91 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
192人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まな★★(プロフ) - 通行人Aさん» そういっていただけてすごくうれしいです!コメントありがとうございます! (2018年8月31日 20時) (レス) id: 68753d1748 (このIDを非表示/違反報告)
通行人A - めっちゃ面白いです!!見た瞬間テンションが上がりました!!! (2018年8月28日 18時) (レス) id: 81ab3a5cac (このIDを非表示/違反報告)
プリン - おもしろい!!!!!! (2017年7月31日 22時) (レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
まな★★(プロフ) - そうでしたか、すいませんでした!これから気をつけます!! (2016年3月14日 23時) (レス) id: e9a26e7ffa (このIDを非表示/違反報告)
ししゃも。(プロフ) - まな★★さん» 歌詞掲載についてですが、作詞作曲者を書いてもルール違反は変わらないです。 著作権あるものを無断で使っているということが重要なので。 詳しくは公式ルールを読んでください (2016年3月14日 22時) (レス) id: f861a6aebe (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まなさん★★ | 作成日時:2015年2月18日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。