〜２４話〜 ページ27
これは、私がまだ
１０歳にならない時
「お父さん！これからキャンプに行くんだよね！
どこでやるの？」
父「結構、山奥だがな、凄く人気があるから
そこに行こうと思ってな！」
「ホント！やったー！！ありがとう！
お父さん！！」
すると、お父さんは私の頭をなでてくれた
暖かくてこの手は大好きだ
私たち家族を守ってくれる手…
母「うふふ。本当にAは
父さんのことが好きね？」
「うん！大好き！お母さんも、大好き！！」
母「ふふ、ありがと！」
そして、山奥にあるキャンプ場に向かう途中
大雨が降り土砂崩れにあった
お母さんは私を覆ったお父さんは
ハンドルでよけようとしたけど
崖に気付かず、そこから、落ちてしまった
目を覚ましたのはそれから
１時間後のことだった
私は、病院にいた
隣にはお母さんが寝ていた
「こ、こは…どこ？」
祖母「Aちゃん！目を覚ましたのかい？」
「おばあちゃん…私たち一体…」
祖母「土砂崩れにあったのさ…」
あたりを見回してもあの人が見当たらない
「…お父さんは？」
祖母「………っ」
すると、突然おばあちゃんは泣きだしてしまった
「どうしたの？おばあちゃん？
何で、泣いてるの？」
祖母「…父さんはね……
天国に逝ってしまったんだよ」
天国？
でも、そこは死んじゃった人が行くところだよね？
「嘘だ…」
私の口から出たのはその二文字
信じられなかった…いや、信じたくなかった
祖母「嘘じゃないんだよ」
「嘘だ…嘘だ！嘘だ！！
嘘をつくおばあちゃんなんて、大嫌い！」
私はそのまま、泣きだしてしまった
＊
ピピピッ ピピピッ ピピピッ
「ハッ！…夢か……」
私の頬は、ビショビショだった
私はそれを腕で拭き
「はぁ…カルマのせいだな」
こんな懐かしい夢を見るなんて
あいつが崖から落ちたから
あ、いや…カルマだけのせいじゃない
杉野が頭を撫でたときに聞こえた雑音
多分、お父さんの声だ
まさか杉野とお父さんを重ねるなんて……
…準備するか、すぐに着替えて一階に向かった
母「あら！おはよう！」
「おはよう。お母さん」
母「はい、お弁当」
「いつも、ありがと」
母「何言ってんのｗｗあ、朝ご飯はどうする？」
「いらない。パン買ってくから」
母「そう？…いってらっしゃい」
「行ってきます」
そう告げて、家を出て学校に向かった
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まな★★(プロフ) - 通行人Aさん» そういっていただけてすごくうれしいです！コメントありがとうございます！ (2018年8月31日 20時) (
レス) id: 68753d1748 (このIDを非表示/違反報告)
通行人A - めっちゃ面白いです!!見た瞬間テンションが上がりました!!! (2018年8月28日 18時) (レス) id: 81ab3a5cac (このIDを非表示/違反報告)
プリン - おもしろい!!!!!! (2017年7月31日 22時) (レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
まな★★(プロフ) - そうでしたか、すいませんでした！これから気をつけます！！ (2016年3月14日 23時) (レス) id: e9a26e7ffa (このIDを非表示/違反報告)
ししゃも。(プロフ) - まな★★さん» 歌詞掲載についてですが、作詞作曲者を書いてもルール違反は変わらないです。 著作権あるものを無断で使っているということが重要なので。 詳しくは公式ルールを読んでください (2016年3月14日 22時) (レス) id: f861a6aebe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなさん★★ | 作成日時：2015年2月18日 19時
