薄桜鬼×裏語薄桜鬼

参 ページ6

中に入り桂さんの話を聞く

桂 「あの現場を見た時、君はおかしいとは思いませんでしたか？」

桂さんは梢ちゃんの抱きかかえている
聡介兄様の刀を見る

桂 「誰が何の目的で、聡介殿の刀をあのように突き立てたのでしょ？」

梢ちゃんは聡介兄様が死んだことを伝えるためだと言うが
私は違う気がする
だったら死体をそのままにしておいた方が分かる

桂 「ではなぜ、聡介殿の亡骸を始末したのです？亡骸を隠すのであれば、刀ごと――。それが自然ですよね？」

そっか、桂さんは聡介兄様が生きていると信じてるんだ

A 「桂さんは、聡介兄様が生きていると？」

桂 「分かりません。でも、可能性はある。聡介殿が殺されたという確実な証拠もないのですからね」

やっぱり
桂さんは信じているんだ・・・聡介兄様が生きていると

梢 「そう・・・そうですよね・・・。兄がどうなってしまったのか、何の手掛かりもないんだもの・・・」

梢ちゃんも希望を持てたようだった
桂さんは昨晩聡介兄様が言っていたこと思い出せと言う

桂 「兄上のことは私が調べましょう。だから霧島さんは、無茶をしないでください」

梢 「は、はい」

A 「桂さん！！」

桂 「なんです？」

A 「私も桂さんと調べます！！」

桂さんは悩んだ末
たまになら
と返してくれた

桂さんはその後帰って行った

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