検索窓
今日:6 hit、昨日:7 hit、合計:48,962 hit

四拾 ページ44

新選組の屯所に来たんだから別に隠すこともないかなと思い
全て話していると
沖田さん?という人が私に刀を振り下ろした
切れたのは右肩から背中にかけて

千鶴 「Aちゃん!!大丈夫!?」

土方 「総司!!いきなり斬りつけるんじゃねぇ!」

近藤 「君!!大丈夫かね?」

平助 「今山崎君呼んでくるよ!」

はぁたかが斬られてだけで騒がしいなぁ

A 「平助さん!山崎さんっていう人呼ばなくていいですよ?」

平助 「何言ってんだよ!!その傷じゃあ・・・」

A 「別に死ねるなら死んでもいいですけどねwwwでも、新選組からすると大事な情報が得られないのは惜しいというところかな?」

千鶴 「Aちゃん?」

A 「単刀直入に聞きます!!文久三年の冬、十二月末、羅刹がここから脱走しませんでしたか?」

土方 「なんで知ってやがる」

A 「今はその質問に答えなさい!!!脱走したか聞いているの!!!」

近藤 「ああ、しかし雪村君が襲われたときにその場で死んだよ」

A 「本当ですか?」

近藤さんが嘘をつくような人ではないことは分かるけれど

近藤 「ああ、本当だ」

A 「そうですか・・・なら、あの羅刹はどこの・・・」

平助 「それよりも傷は!?」

千鶴 「そうでした!!背中見せてくださいね・・・・あれ?傷がない?」

永倉 「そんなわけねぇだろ今総司が斬ったんだから」

A 「うるさい♪今、私頭の中整理してるの、黙っててくれる♪」

多分真っ黒いオーラが出てたかもしれないけどまーいいや











A 「はぁー・・・最後に一つ、霧島聡介という男を知っていますか?」

答えはいいえだった

A 「新選組の羅刹ではなかったのね・・・また一から調べ直さなくちゃ」

土方 「何故羅刹を知っている?」

A 「新選組の羽織を着た羅刹のせいで聡介兄様が行方不明になったの、けれど今の話からするとあれは新選組の羅刹ということではなくなる・・・・・・・はぁー。一応、原田さんには謝らなければならないですね」

池田屋の時にそうとは知らず斬りかかってしまったからなぁー
原田さんに向き直り

A 「原田さん、池田屋のときはごめんなさい・・・友人を逃がして終わりにするつもりだったのですが、あのときはまだ新選組のせいだと思っていたので・・・

四拾壱→←参拾九



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
37人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

斎藤ようこちゃん(プロフ) - こんなにかっこよく書けるなんて羨ましいです。続き楽しみです。 (2014年5月3日 0時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
まなさん★★(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» コメントありがとう!かっこよく書けてたなら嬉しいです! (2014年5月2日 23時) (レス) id: 640ee715f8 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 初めまして。凄く良かったです。主人公かっこいいです。 (2014年5月2日 20時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
アイオン(プロフ) - まなさん★★さん» だねぇww (2014年4月19日 0時) (レス) id: f6622ca2e7 (このIDを非表示/違反報告)
まなさん★★(プロフ) - アイオンさん» それじゃかっこよくない!!ww (2014年4月18日 23時) (レス) id: bede127cb8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まなさん★★ | 作成日時:2014年3月2日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。