薄桜鬼×裏語薄桜鬼 (ページ41)

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参拾七ページ41

梢ｓｉｄｅ

家で高杉さんと桂さんと見周りをしにいったAちゃんと以蔵君の帰りを待っていると

ドタドタドタ

誰かが家の中を走ってくる音が聞こえた

以蔵「梢！！Aが！！」

梢「Aちゃんがどうかしたの！？」

以蔵「白髪赤目の隊士・・・斬った。A・・・新選組に・・・・・ごめん」

白髪赤目の隊士を斬ったあと新選組がきて、Aちゃんがついて行った・・・

晋作「助けに行く！！「待ってください！！」・・待つも何もないだろうが！」

桂「一度落ち着きなさい、高杉」

桂さんが高杉さんを落ち着かせ私に向き直る
そうだね・・・そろそろAちゃんのこと話してもいいのかもしれない

梢「Aちゃんは・・・私達の実の妹ではありません」

桂「何を言って・・・」

梢「Aちゃんは、私が幼いころに拾われた子です。そして・・・Aちゃんは人間ではありません」

晋作「人間じゃねぇって、どいうことだ？」

今まで私と兄様とAちゃんがずっと隠してきたこと、誰かに利用されないように秘密にしてきたこと

梢「Aちゃんは鬼という存在です。拾われたときに覚えていたのは、自分の名前と鬼であるということだけでした・・・」

桂「それは、本当なのですか？」

梢「はい、信じられないかもしれませんが・・・事実です」

晋作「あいつ・・・鬼だったのか・・・」

あれ？もっと驚くと思ったのに、桂さんも最初こそ慌てたけど今では納得の表情

梢「驚かないんですか？」

桂「いえ、私の友人にも鬼が二人いるのですよ」

晋作「俺もだ」

逆に私が驚いた、鬼って聞いて絶対信じてくれないと思っていたし
まさか鬼の友人がいるなんて言うと思ってなかったし・・・

梢「とにかく、今は任せましょう？そのうち新選組を抜け出してきますよ」

桂「梢さんが言うなら・・・そうしましょうか。特に高杉！！新選組に行ってはダメですからね」

これで、Aちゃんがやろうと思ってることだし・・・やらせてあげられる