薄桜鬼×裏語薄桜鬼

参拾六 ページ40

今日は楽しかったなぁー
梢ちゃんと千鶴ちゃんとおそろいの櫛も買えたし♪簪も選んでもらったし
早速簪を付けてきた

以蔵 「・・・あっち」

A 「どうしたの？何か変な気配でもあった？」

以蔵 「うん・・・行くよ！」

今日の夜の見周りは以蔵さんと
梢ちゃんは今日は出かけないらしいし、晋作さんと桂さんも何か話があるって
以蔵さんの後ろを走っていると

？ 「きゃーーー！！！」

女の子の悲鳴が上がった
何も言わず二人で悲鳴が上がったほうへ向かうと

以蔵 「白髪赤目の・・・」

羅刹がいた
私は羅刹を見た瞬間には行動に移してた
羅刹を斬ったのだ
しかし、羅刹は倒れない

A 「なんで！？」

もう一度斬りつけるがすぐに傷が治ってしまう

ザシュッ

以蔵さんが心臓を突き刺すとその羅刹は倒れた

以蔵 「どうせ人間じゃない！！心臓を突き刺せ！！」

A 「うん！！」

残りの二体の心臓を突き刺す
それにしても、いつもは片言なのに戦いになると人が変わるよねｗｗ

A 「君、大丈夫？」

悲鳴を上げていた少女に手を差し伸べる

？ 「あれ？Aちゃん？」

A 「えっ！？千鶴ちゃん！？なんでこんなところに」

以蔵 「誰か来るよ！」

？ 「動くな！！逃げれば斬る」

気付いた時には遅かった首のところに刀がある

以蔵 「A！！」

A 「逃げて！！早く！！梢ちゃんに・・・いいね？」

以蔵さんは迷っていたけどもう一人誰かがくる足音を聞くと
私に分かるように「助けにくる」とだけ言い残し去って行った

？ 「ちっ追え！！」

私はその声に反応し刀を抜き追おうとした二人の前に立ちはだかる

A 「ごめんね♪あの人は逃がさしてもらうから」

二人が追うのをやめ刀を私に向ける
けれどそんなことは今、どうでもいいので刀を納め千鶴ちゃんに近づく

A 「なんでここにいるの？」

千鶴 「えっと、新選組の方々の手伝いをしていて・・・」

新選組・・・か
まさか千鶴ちゃんが新選組の関係者だったなんて

A 「龍之介さん、平助さんに言ってもよかったのかな？」

龍之介さんは知っていたのかな？平助さんが新選組の人だってこと
はぁ・・・とにかく、今はこの人たちについて行こうかな

A 「私、千鶴ちゃんと一緒に新選組にいくから♪よろしくね？そこの三人の人ｗｗｗ」

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