薄桜鬼×裏語薄桜鬼 (ページ34)

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参拾一ページ34

あの赤髪の新選組から逃げ急いで長州の藩邸に行く

桂「高杉！急ぎましょう！！」

晋作「わかってる！」

二人が慌ててこちらに走ってくる

A 「どこに行くの！？」

桂「Aさん！！」

A 「どこに・・・晋作さん？」

晋作さんに抱きつかれてるこの状況はなんだろ？

晋作「悪い！俺が一人で行かせなきゃーよかったんだ」

A 「大丈夫だよ？それよりも今は長州を抑えなきゃだよ？」

二人も長州藩邸内が騒がしくなったのに気付き今度はそっちにいそいだ
二人はなんとかして長州の皆を抑えた
私は梢ちゃんや以蔵さんが心配になり正禄館に戻ろうとすると

桂「Aさん、今日は高杉と帰ってください」

晋作「そいうことだから、行くぞ！」

腕を掴まれ歩く

A 「(どうせ掴むなら手にしてよ！)」

晋作「今日は悪かったな」

まだ引きずってるの？

A 「別に無事なんだから気にしなくていいのに」

しばらくどっちも話さなかったけど

晋作「やっぱお前、奇兵隊に入れ！」

A 「またそれ！？はぁ、じゃあ考えとくよ」

晋作さんは私をどうしても奇兵隊に入れたいらしい
まぁ入っても入んなくてもどっちでもいいんだよな、私は
晋作さんは正禄館まで送ってくれた

晋作「じゃあな」

A 「待って！！夜も遅いしさ、泊って行きなよ」

晋作「でもなー「いいから！！ほら！」・・・強引だなぁ」

晋作さんを連れて中に入ると
梢ちゃんと以蔵さんがいた
どうやら無事だったらしい
夜も遅かったせいかみんな話している途中に寝てしまった
三人に毛布をかけ、私も寝ようと思い晋作さんの隣へ
だって梢ちゃんと以蔵さんくっついてるんだもん(・_・;)