薄桜鬼×裏語薄桜鬼 (ページ23)

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弐拾ページ23

よろず屋近くを歩いていると
不逞浪士が町人に絡んでいた

不逞浪士「我ら勤王の志士に逆らうというのか？」

あーうざい・・・変な嘘をつかないでほしいものだね
一応私は武市先生の知り合いだし、桂さんや以蔵さん、晋作さんとも知り合いだよ？

A 「あのさーそんな嘘つかないでくれる？」

不逞浪士「何を言うか！！」

不逞浪士「我らを愚弄するというのか！！」

A 「私の友人たちの名を汚すなら・・・ね？」

許さないよ？みんな私の友人・・・聡介兄様を探す手伝いをしてくれる
まあ武市先生は違うし、嫌いだけどｗｗ

不逞浪士「ええい・・・やってしまえ」

三人の不逞浪士が刀を抜いて襲いかかって来た
町の人は見守っているだけだ、まー手を出されても邪魔にしかならないけどｗｗ

キーンッ
ザクッ

三人の刀を弾き飛ばし峰打ちで気絶させる

A 「女に三人で斬りかかって来たこともだけど・・・はぁ、女に三対一で負けるなんてね」

町の人「いいぞ！！ねぇちゃん！」

町の人から縄をもらい三人を縛りあげた
どうしようかな？どこに届けようこの人たち・・・桂さんを呼ぶかなぁ

町の人「お、おい！！新選組だ」

えっ！なんでこんな時に

？「これ、君がやったの？」

そこには浅葱色の隊服着た茶髪の男が立っていた
笑ってるのに・・・殺気が痛い
しかも私は新選組の隊士に囲まれていた
逃げ道がないので仕方なく相手をする

A 「だから何？」

？「ふーん♪君には屯所に来てもらわなきゃね」

A 「断る！！」

立ちあがり逃げようとするが手を掴まれてしまった
はぁ・・・奥の手をつかいますか・・・

A 「キャーーー！！何をするのですか！！」

私の悲鳴を聞いた町人たちが騒ぎだした

？「うるさいなぁ～騒いでも誰も来てくれないよ？」

A 「さあ？それはどうかしら？」

新選組の隊士の向こうに以蔵さんがみえた

？「どいうこと？・・・ったぁ」

男の腹に肘打ちを食らわせ隊士に突っ込むとちょうどよく以蔵さんが目の前にいた

以蔵「行くよ！！」

腕を掴まれ町人の集まりに飛び込んだ