壱拾七 ページ20
晋作さんとは別れ、梢ちゃんと町を歩いていると
町人 「お、おい、聞いたか?最近、夜になると裏通りの方で辻斬りが出るらしい。怖ぇなぁ」
辻斬りか・・・梢ちゃんは調べに行くかな?
梢ちゃんはその話をしていた町人を見ていた
行くつもりなんだね
町人 「何だお譲ちゃん、まさか見に行くってんじゃないだろうな!?危ないからやめておきな!」
梢 「!あ、いえ!そんなことは・・・私も気を付けます!(夜の裏通りか)」
その町人から離れて正禄館に戻る途中
A 「梢ちゃん、行くつもりでしょう?」
梢 「うん」
A 「私さ、河原にちょっと行きたいんだよね」
梢 「うん!大丈夫、心配しなくていいよ?」
私より強くない人にそんなこと言われても・・・心配が増すだけなんだよね〜
そうだ!!
A 「私の代りに以蔵さんを呼んでおくから!」
梢 「以蔵君!?」
A 「だって私と同じくらいは強いから・・・ってことで、夜は別行動ね♪」
梢ちゃんが驚いてるのをよそに
私は先に正禄館に入った
―――夜――――
A 「じゃっ梢ちゃん!頑張ってね!」
梢ちゃんにそれだけ言い残し河原へ向かう
最近辻斬り増えてるんだよね
変なうわさも聞くし
A 「川に到着っと!」
夜の川は綺麗で心奪われる
川を見渡していると、何か変なものがあることに気付いた
なんだろうと思い近づいてみると
A 「ねぇ!大丈夫!?」
少年がいた
少年は私の声が聞こえたのか目を開けた
? 「・・・ここは・・・・そうだ!!芹沢さん!」
芹沢さんとは京でも名高い新選組の局長だった
しかし、彼はかなり前に死んだと・・・
A 「貴方は新選組の人か?」
? 「いや、違うが・・・俺は伊吹龍之介、助けてくれてありがとな!」
A 「そう・・・でも君、何か新選組のこと知ってるでしょ?」
龍之介はドキッとした顔をしていた
A 「教えて!!」
龍之介は困ったように顔を俯かせる
A 「なら、これだけは答えて!!新選組に白髪赤目の隊士はいるの!?」
龍之介 「なぜ羅刹を知って!?」
羅刹と言うの・・・
A 「ありがとう、教えてくれて・・・あとは聞かないから・・さよなら」
新選組に白髪赤目の隊士はいたんだ!
そしてそれは、羅刹と呼ばれえている・・・聡介兄様は・・・
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斎藤ようこちゃん(プロフ) - こんなにかっこよく書けるなんて羨ましいです。続き楽しみです。 (2014年5月3日 0時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
まなさん★★(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» コメントありがとう!かっこよく書けてたなら嬉しいです! (2014年5月2日 23時) (レス) id: 640ee715f8 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 初めまして。凄く良かったです。主人公かっこいいです。 (2014年5月2日 20時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
アイオン(プロフ) - まなさん★★さん» だねぇww (2014年4月19日 0時) (レス) id: f6622ca2e7 (このIDを非表示/違反報告)
まなさん★★(プロフ) - アイオンさん» それじゃかっこよくない!!ww (2014年4月18日 23時) (レス) id: bede127cb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まなさん★★ | 作成日時:2014年3月2日 0時