薄桜鬼×裏語薄桜鬼

壱拾参 ページ16

食事とお酒を持って部屋に戻ると

以蔵さんが増えていた
　
A 「飲み勝負でも何でも勝手にしてください！！」

以蔵さんは武市先生からの文を持ってきていた
まあそんな堅苦しいのは置いといて
以蔵さんが帰るというと高杉さんは止める
その折に
武市先生は下戸ということをばらした以蔵さん

？外が騒がしい

梢ちゃんにだけ言って外に出ると

？ 「ここで間違いないよな」

？ 「ああ、正禄館。ここだ」

？ 「本当にこんな大勢でお邪魔してよいのだろうか・・・」

A 「もしかして、高杉さんや桂さんのお知り合いですか？」

？ 「おお、そうだ。お前は？」

A 「私は正禄館に住んでいる者。桂さんや高杉さんは中にいますよ？」

？ 「そうでしたか」

？ 「俺は伊東博文だ。しかし京女ってのもいいもんだな！譲ちゃん、どうだ俺と？」

A 「高杉さんと同じことを言うのですね？」

そう言うと笑い返されてしまった

A 「とにかく中へどうぞ」

三人を部屋に案内する

伊東 「邪魔するぜ！」

？ 「失礼する」

？ 「邪魔する」

そう言えば後の二人の名前は聞いてないな
桂さんが私と梢ちゃんに三人を紹介してくれた

梢 「私は霧島梢と申します」

A 「私は霧島A、梢ちゃんの妹です」

高杉 「よぉ、挨拶は終わったか？」

みんなが話しているのでとても賑やかな宴になっていた
私は様々な人のお酒をついで回った
酔いが回ったのか
寝る人が増えてきた

A 「もう！梢ちゃんまで寝ちゃった」

皆に毛布をかける
桂さんは起きていて手伝ってくれた

A 「桂さん、お酒まだありますよ？」

桂 「じゃあ、いただきましょうか」

しばらくは起きていたが桂さんも寝てしまった

A 「寝ちゃうと静かだな〜、さっきまでの騒ぎが嘘みたい」

食器を片づけたお酒だけはそのまま置いといたが

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