On the Edge of Contrasting Worlds 5

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side yt


床に抑えつけたケイの身体は、ひどく震えていて、俺を見つめる瞳は、これまでにない恐怖に満ちていた。



それもすべて……


君の中に残る、必要のない記憶が……


邪魔をしているからで ＿＿＿＿






yt「ケイ…、」


俺を必死に押し退けようとする、その細い手首を掴んで、


in「やっ…！」


ジタバタと逃れようとする脚を、俺の脚で抑えつけて、


in「っ、いやっ、やめてっ…！」




ズンッ……＿＿＿



in「っぅ……！！！」



使いたくはなかった。


使うつもりはなかった。



けれど、


君が、あまりにひどく、抵抗するから。




闇の力で、



その身体を、



硬直させた。







in「ハッ…、ハァッ…、っやぁ…！」



身体は硬直していても、生理的に涙は出てくる。



in「やあっ…、ユ、ゥト…っ、」



全く動けない身体を、必死で左右に揺らしながら、俺に訴える。



yt「………、」



俺は、掴んでいた手首と抑えつけていた脚を解放した。


けれど、闇の力で硬直状態にさせられたケイの身体は、そのまま身動き一つ取れない。



in「っやぁ…、ユウ、トっ…、やめ、てぇ…！」



ポロポロと、涙が溢れ出ていく。


身動きが取れず、悶えながら苦しんでいる。


その様は、とてもとても、


妖艶で、甘美で、



yt「……ハハ…、」



俺を、ひどく、興奮させた。



in「っ…、や…、いやぁ…っ…！」



思わず溢れた笑みに、目を見開いてガクガクと震え怯えるケイを、



yt「…大丈夫だよ。」



安心させなきゃ……




yt「余計な、記憶と、感情は…、」


in「……や、やめ…、」


yt「すべて…、」


in「…ユ、トっ…、」


yt「…闇に、葬ろう。」


in「……ぁ…、ぁあ…、」


yt「君は…、生まれ変わるんだ。」


in「…やぁ…、っゆ、とぉ…、」



青緑色に光る瞳から、止めどなく溢れ出る雫は、もう気にも留めない。


美しく身悶えるケイの、寝間着のボタンをひとつひとつ、ゆっくりと外していく。



in「っふ…ヒクッ…、」



溢れ出る涙を拭うこともできず、ただただ泣き噦るケイの、

露わになった透き通る様な白い肌に、手を這わせると、



in「ぁあっ…、っやぁ…、」



甘い声をあげて、強く閉じる瞳からまた涙が流れていく。





嗚呼、なんて美しいんだろう。



すぐに、楽にしてあげる。



その綺麗な瞳に、俺しか映らない様に。



どんな時も、



君の脳裏に浮かぶ存在は、




俺である様に ＿＿＿＿




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