On the Edge of Contrasting Worlds 5

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side in


ユウトは、熱い熱い瞳で俺を見つめて、大きな手で俺の頰を優しく包み込む。


応えなきゃ…

俺も、愛してる……って。



ダークサイドの皇帝陛下に、求愛されて、俺がいた世界に迎えに来てくれた。

彼の望むままに、愛を受け入れてお妃様になるって、そう、決めたでしょう？




なのに、


なのに、どうして、




愛してる……




そのひと言が、出てこない………









それどころか、ユウトを直視できずに、伏せている瞳から、


涙が、出そうで。


その時、


in「っ…、」


頰を包み込んでいた手が、そっと頭の後ろに回り、そのまま引き寄せられて、


yt「…君は俺の宝物なんだ。」


耳元で、甘く、優しく、囁かれる。


yt「…必ず、君を幸せにする。」


情熱的な、その真っ直ぐな愛に、


心も、身体も、溶けてしまいそうなのに。



耳元にあったユウトの熱い吐息が、ゆっくりと俺の唇の前まで届き、


in「んっ……、」


そのまま、口づけられる。



その瞬間、身体が硬直して、


動けない……



閉じていた唇を、ユウトの熱い舌が破って開けていく。


…い、や………


絡め取られる舌が、熱すぎて、怖い。


…や、めて………



in「っ、や…、ふぁ…、」


震える腕を、必死で硬直から解いて、


in「んっ…、やぁ…、」


ユウトの胸元へ持っていき、


in「っ、や！やめてっ…、」


ドンッ……！


yt「っ…！」


と、強く押して、突き離した……






in「ハァッ…、ハァ…、」


yt「………、」



震えが、止まらない。


顔を、上げれない。


ユウトを、見るのが怖い。




そう、感じた瞬間だった……




ダンッ……！！


in「ひゃっ…！」


と、強く激しく、なにかに押されて…


俺の視界に映ったのは、明かりが眩しい、天井……


in「っ…！」


そして、その明かりが遮られたと同時に、


映ったのは……





闇の、皇帝陛下の、瞳 ＿＿＿




独占欲と



支配欲に



満ちた




闇の皇帝の、恐ろしい瞳 ＿＿＿＿＿





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