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side ym
ケイと夕食の準備をしていた俺を、悲痛な顔で呼び出したユウリに、嫌な予感を感じながら部屋に入った。
ym「どうした?」
cn「……ユウト、全てを知ってる。」
ym「っ…、」
cn「……もう、暴走し始めてる。」
ym「……、」
cn「もう、止められないよ…。」
ym「…じゃあ、ケイは、」
cn「……分からない。どうなるか。」
そう、俯いたユウリが苦しむ理由は痛いほどわかる。
けれど、
ym「……ユウトの、」
cn「……、」
ym「…理想通りの、妃として、生まれ変わる。」
cn「っ……、」
ym「ユウリ、大丈夫だよ…、」
肩を震わせるユウリを、
ym「お前が見た夢とは違う。ケイは……、こうなる運命だったんだ…。」
宥めるようにそう告げたが、その大きな瞳から涙が溢れたのには、見て見ぬ振りをした。
小柄な身体を抱きしめ、
ym「…お前の大好きな兄貴が、幸せになるんだ。」
cn「…うっ…、ヒクッ…、」
泣きじゃくるユウリを、落ち着かせるように囁く。
俺には、それしかできなかった。
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Link(プロフ) - さおりさん» さおりさん、読み返して下さり本当にありがとうございます。とても複雑になってしまい、それぞれの想いが入り交じり、苦しい気持ちにさせてしまい、ごめんなさい!さおりさんが下さる感想はとても参考になります。まだ重くなるかもしれませんが、最後までお願いします! (2017年11月5日 6時) (レス) id: ce80a0a1da (このIDを非表示/違反報告)
さおり(プロフ) - 昨日今までのお話読み返してみました。BESTで過ごしていたケイのことを過去にしたくないと感じつつも、ケイはもう忘れてしまっていて…とても複雑です(;_;)ユウリもケイのことになると弱くなっちゃいますね(TT)駄目だとわかっていても言えない苦しさが伝わってきます泣 (2017年11月4日 23時) (レス) id: 80f2463613 (このIDを非表示/違反報告)
Link(プロフ) - みるみるみるきーさん» ううー、そうですよね…!率直な気持ちを聞かせてくれて嬉しいです!皇帝陛下の初恋、めんどくさいことになってますが!どうぞ、あたたかく見守って下さい!本当のケイを取り戻せるまで、どうぞ見守って下さい。いつもほんとにコメントありがとうございます! (2017年11月4日 23時) (レス) id: ce80a0a1da (このIDを非表示/違反報告)
みるみるみるきー(プロフ) - ううぅーー。ユウトの気持ちもわからんでもないがぁぁ。結局、やっぱり、洗脳して得た幸福なんじゃないのぉぉ???いいの?それで?それじゃあ、ほんとのケイじゃない気がするよォぉー!!皇帝として立場もあるのはわかるけど。ダメだよォ、これじゃあ。 (2017年11月4日 11時) (レス) id: 40e0ecae06 (このIDを非表示/違反報告)
Link(プロフ) - さおりさん» さおりさん、いつもコメントありがとうございます!ダークに、なってきました…。純粋ではあるんです。ただ皇帝陛下の初めての恋愛なので…暴走してますね。ユウリはケイにとって大切な存在になってきてます。これからもどんどん感想下さい! (2017年11月2日 6時) (レス) id: ce80a0a1da (このIDを非表示/違反報告)
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