104 ページ4
.
ar「いのちゃん!!」
絞り出した大貴の叫び声を背に、
慧は、瞳を閉じた……
__ なんで、なんでだよ __
__ 約束、しただろう ___?
身動きが取れない俺たちの前に、
巨大なクライナーが、走り込み、
停車したと同時に、コマンダーとシノビが乗り込む。
バレットが、嬉しそうに、
慧の、肩を抱き、
yt「さあ、行こう。」
そう、クライナーへと乗車を促す……
tk「……けい…っ…、」
俺の声に、
華奢な背中が、微かに震えた……
なのに、
それなのに……
ar「いのちゃっ、」
hk「っいのちゃ、まっ、て…、」
yb「いのお…っ!」
仲間の呼びかけは、
闇へと呑まれていく……
爆音を放つクライナーが、
闇へと、
過ぎ去っていく ___
俺の
大切な、大切な
恋人と共に ____
.
241人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
On the Edge of Contrasting Worlds 4
On the Edge of Contrasting Worlds 5
もっと見る
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ