Extra Stories of The Artificial Hero (ページ4)

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取扱説明書更新版ページ4

※ 少々卑猥な表現がございます。ご注意下さい。

side kei

時々会いに来る、というのがどのくらいの頻度なのか、どのタイミングで来てどのタイミングで帰るのか、はたまたどのくらいの時間一緒にいられるのか。

ユウヤとの久々の再会、そして熱い夜への期待に酔いしれてた俺は、

ピロリロリーン！

「っ、ふぇっ！？…なにっ！？」

『指令だ。』

「し、れい？」

『戻らなければならない。』

「っえぇ…！？」

立ち上がる姿もクール、なんて見惚れてる場合じゃないの。

今、ちゅうちゅうからのちゅぱちゅぱからのれろれろ、にいってたよね。

つまりは、さっき(前回の話参考)の流れから、立ち竦んだ俺に熱いキスを交わしてくれたユウヤとそのままソファになだれ込んで、キスは唇から首筋、パジャマのボタンを器用かつ荒々しく外されて、胸元へとユウヤの熱い舌先が這って、

ああんっ、ここはユウヤにしか許したことないの、って領域の、ぷっくりと立ち上がった桃色(だと自分では思ってる)の突起にその熱い先端が届こうとしてた、

正にその瞬間。

リビングが広めでよかった。

時空空間開けるスペースも充分にあるみたいだから。

お預けされた乳をさらけ出したまま、そんなことを思う。

スシュウーーーン……、

「っ、つぎはっ？いつ会えるのっ？」

何も言わずに去ろうとするユウヤに、余裕なく女々しいおれ。

『直ぐに戻る。』

言葉数が少ないのには慣れてる。でもまだ熟年夫婦どころか銀婚式もほど遠いからさ、あれ取って、でわかる関係じゃないじゃん？

『ダイキから預かっていた。』

と、テーブルにディスクらしきものを置いて、颯爽と時空空間へと飛び込んだユウヤ。

ねえ、直ぐってどれくらい？このうずうずしてるびーちくとすっかり起立しちゃったとろとろのムスコは自分で処理するしかないんだよね？

◯パイダーマンとか◯イロンマンとか美人すぎるヒロインいるけど、情事中に指令で去られていつもお預け喰らってんだよ。

美人すぎても、ひとりでやってんだよ、そのあと。

はああ、ヒロインってせつない。