人殺隊の私達は人間を狩ります

第九話　紅い夜　【ベリー】 ページ9

赤蘭side
「鬼は何処だ…？」

くっくっく…！哀れな人間だなぁ…！側に居るのに…

『ん、何だ？我を探しておるのか？』

「っ…水の呼吸壱の型水面斬り…！へへっ！雑魚がよぉ！！」

『…』

くくっくくくっ…！

「うっ…？うわぁぁぁぁぁぁ！！痛い痛い痛い痛い！！」

『我の血を浴びただろう？あれは毒だ。致死量に至る…ともう聞こえてはおらぬか！すまんかったなぁ！きゃははははっ！！！人が不幸になる姿は最っ高じゃ！！』

「恋の呼吸壱の型初恋のわなn…えっ！？「甘露寺！！蛇の呼吸壱の型委蛇斬り」伊黒さん！」

二人とも柱だろう…！強い相手だ！

『恋の呼吸と蛇の呼吸か！初めて見るなぁ…派生か？おっと…まずは自己紹介をしよう。我は人殺隊血赤蘭だ。甘露寺と伊黒ぉ…！不幸になる人間の名前は覚えておきたい！！』

伊「甘露寺は不幸にさせん。蛇の呼吸参の型塒締め」

甘「貴方にはキュンキュンしないわ！恋の呼吸壱の型初恋のわななき！」

蛇と恋…初見の呼吸だ！相当強い奴だろう！！だが…

『紅い夜いざ幕上げ！血鬼術血変。蛇の呼吸か。我も使ってみよう！蛇の呼吸参の型塒締め…どうだ！？自分の使った技が跳ね返って来る気分は！？不幸か！？』

甘「伊黒さん…！大丈夫！？」

伊「っ…こんなの擦り傷程度だ。直ぐに治る。戦いに集中しろ…」

私には及ばない

甘「ｷｯ…！私の仲間を傷付けるなんて許さないわ！鬼殺隊は私の居場所だから！！」

居場所…か…む、そろそろ夜明けだ

『なら我も人殺隊は我の居場所だ。おっと…今日は此処までにしておこうか。名を覚えておくな！甘露寺、伊黒！紅い夜…これにて幕閉じ！また会ったら我の血で綺麗にしてやるからな！』

伊「逃がさない…！蛇の呼吸伍の型蜿蜿長蛇」

甘「恋の呼吸弐の型懊脳巡る恋！」

『っ…！ｻｯ…』

危ない…危うく首を斬られるところだった…また鍛錬を積まなければ

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