なんでも屋さんの私【SVT】2 (ページ29)

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WZ『、、、、、ジフンって呼んで』

A『ふぇ、、？』

WZ『ふぇって、笑
だから今仕事じゃないから本名が良い。』

A『っあ！そうだよね、ごめんね？
イジフン様最高です。』

WZ『なんでフルネームだよ。笑
んまあいいけど。
ありがとな。』

A『だって最高すぎるPD様だし。
同い年だとは思えない…
私さ日本に居た時I.O.IのDownpour友達にお勧め
してもらって毎日聞いてたの！
辛い日が続いてた時にこの曲聞いて元気もらってた！
そしたらそれがジフニが作った曲って
最近知ってね。良い意味で鳥肌立った。
大好きな曲を作った人が目の前にいるなんて！』

WZ『そうだったんだな。
そうやって俺の歌で元気が出たとか
言われると凄い嬉しい。
パフォーマンスとかそういうの褒められるのも良いけど
それより曲自体を褒められると更にな。
本当にこのままでいいのかなとか、上手くやれてるのか
とか、不安になる時期も無くはないからさ。』

A『そっかあ、、そうだったんだね。』

WZ『あんまりこうやって弱音というか
正直な事メンバーにも話す事もあるけど
自分で消化することのが多いから今日はなんか変だ。』

A『変なの？
私は全然まだまだみんなのこと浅いから
上手くはいえないけど、ジフニはきっといつも
一生懸命だし、十分素敵だよ。
私で良ければなんでも聞くからね？大丈夫だよ。』

WZ『ありがとな。また頑張れそうだわ。』

A『難しい世の中だけど、頑張っていこうね』

〜WZside〜

柄にもなく、まだ出会って比較的浅い
Aに自分の胸のうちを話した。
というか多分こんなこと、後にも先にもない。

なんとなくAがそばにいると
落ち着くし気を遣わずにいれる。

今まであんまり近くにいることはなかったけど
この間飛行機で隣に座って
色々日本の歌を翻訳してもらったりしてる時に気付いた。
色々苦労してるからこそ
一つ一つの言葉に重みがあるA

なのに自分の意見はまっすぐ伝えてくるし
何一つ曇りがない笑顔で
平気で褒めるから調子を狂わすのもそう。

一生懸命なところみて可愛いな。なんて
思ってしまっている自分がいる。

今はその気持ちに蓋をして
少しずつ彼女のことを知りたい。

真剣な話をした後は、
Aにちょっとしたボーカルレッスンをしてあげて
のんびりとした時間を過ごせた。

やっぱりAの声が綺麗だ。

Aを見ていると一曲かけそうな気がした。