なんでも屋さんの私【SVT】2 (ページ25)

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衝撃。HSside ページ25

〜HSside〜

今日はオフ。
だけどなんとなくいい振り付けが思いつきそうで
ストックしておく為にも余裕のあるうちに
練習室で考えることに。

練習室が使えるか確認するとディノが使ってるとのこと。
まあでも一人で使うには広いし
お互いイヤホンしてやればいいか。と思って
そのまま練習室に向かった。
予想もしてなかった人が居るとも知らずに。

HS『えっ……A？』

練習室に入るとディノとAが練習していた。
二人はかなり集中しているのか
俺が入ってきたことに気づいていない。

ディノのダンスは見慣れている。もちろん
かっこいいけど。
ただAのダンスは初めてで
ましてやそんなに踊れるなんて思ってもいなかった。

かなり見惚れてしまって
自分の中で何かが動きだすような感覚がした。

DN『あっ、、、、ホシヒョン。。。』

HS『あ、お疲れ様。なんでAが？』

A『ホシお疲れ様。
練習室お邪魔してごめんね、日本出発する前に
ディノの話してて、
それで一緒に踊ってくれることになって。
邪魔だったら出るから言ってね？』

HS『いや、全然邪魔なんかじゃない。
むしろAのダンス見てたい。
ディノ、お前さっきまで独り占めしてたな？』

DN『ヒョンごめんね、ちょっと独り占めしたくて』

A『ねえ、一緒に差し入れ食べよ？』

DN『むーっ。本当はヌナと食べたかったけど
ホシヒョンなら良いよ。』

HS『なんだそれー！！笑』

そこから一緒に差し入れを食べて
ディノとAのダンスを見せてもらうことに。
さっきから自分の心臓がヘンだ。
家族なはずなのに、ソワソワして居心地が悪い。

DN･A『ハアっ、、、、ハアっ』

DN『ヒョン！！どう？すごくない？ヌナ』

HS『うん、、、すごすぎる。
ねえ、A？休憩したらでいいからさ
得意なジャンルのダンス見せてよ。』

A『っえ？久しぶりだから踊れるかな？
上手じゃないけどいいよ？』

そう言って休憩した後、Aが踊ったのは
女性らしいしっとりとしたダンスだった。
それを見て確信してしまった。

《Aに惚れたんだ》

セクシーなのにいやらしさは無くて
でも、人を惹きつけるそんなダンス。

参ったな…友達だと、家族だと思ってたAの事
好きになってしまった。

その後動画を撮ってあげたり他愛もない話をして
Aは帰ってった。
ディノと俺は少し練習する為に残ることにした。