11、年下の元上司《side佐藤》 ページ15
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目暮「！波原さん、ですか？」
『？えぇ。いかがなさいました？』
会議室に入ってきたのは頭をスッポリフードで隠した女性。背丈は平均、顔はわからないが細見の人だった
この人が今回合同捜査の相手…
目暮警部が彼女の名前を聞いた途端少し目を見開いた。それはそうだろう。波原という名字には4年前捜査一課にいた人間なら誰だって心当たりがある
波原小夜
私の年下で元上司の小夜ちゃんは4年前突然辞表を置いて行方を眩ませた
とても正義感が強く正に警察にふさわしい善人。そんな彼女がなにも言わずどこかへ行ってしまったときは捜査一課皆、信じられなかった
目暮「いえ、、ただ懐かしい名前を聞いたと思いまして」
『そうですか。私がなにかしでかしたのかと驚きましたよ』
ふふ、と品のある笑い方や声色はいなくなった彼女にそっくりで。でも小夜ちゃんがここにいるはずない
だって亡くなったんだもの。
実際遺体が見つかったわけじゃない。松田くんたち同期は小夜ちゃんがいなくなったことに耐えきれず死んだと思って気持ちを断ち切りたかったらしい。
それで私達も同じように思うようになった
目暮「それでは始めましょう……あの、フードは取られないのですか？」
『はい…失礼ながらこのままでお願いいたします』
そう言って波原さんは隅の方の席についた。
目暮「では資料を見てください＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」
今回の捜査の内容説明に入る。私も高木くんの横に座り資料に目を通し始めた
目暮「波原さん、そちらからの報告や概要を説明していただいてもよろしいでしょうか？」
そういえば波原さんが何故合同捜査をするのかの説明がまだね。私達は全員波原さんの方へ視線を向けた。
『……え？』
波原さんは呆けた返事をした。
？？？
『なんにも説明受けてないんですか？』
目暮「えぇ…まぁ」
『わぁ……少しくらい役に立てっての…』
ﾎﾞｿｯと言ったつもりだったろうが静まっていた部屋の中にはよく響いた。すごい苛立った声だ。あーーもういいや！、と声を上げた彼女はバッとフードを上げた。
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*うい*(プロフ) - なおさん» お返事遅くなってごめんなさい！応援ありがとうございます!!頑張ります！ (8月12日 20時) (
レス) id: 72635fa1ef (このIDを非表示/違反報告)
なお - ゆっくりで良いのでがんばってください!!! (7月10日 4時) (レス) @page36 id: fbf85c88a2 (このIDを非表示/違反報告)
*うい*(プロフ) - かりんとうさん» コメントありがとうございます！ゆっくりですがどうぞよろしくお願いします笑 (5月21日 18時) (レス) id: 72635fa1ef (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう - 楽しく読ませてもらってます〜続き、楽しみです！ (2023年5月1日 23時) (レス) id: 2c62df7fe7 (このIDを非表示/違反報告)
*うい*(プロフ) - 真樹さん» ほんとですか！？知識不足で申し訳ない（汗）ここの世界は知らないかったものと思ってください！応援ありがとうございます！ (2023年1月8日 17時) (レス) id: 72635fa1ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：都紀 | 作成日時：2022年3月5日 12時
