無口な少女のシェアハウス【歌/い/手】

番外編！その2！ ページ15

『うーらたさーん』

「ん?なんだ?A」

『本日一緒に遊ぶ約束してましたね』

「ん、そうだな」

『遊びましょー！』

「まて、その前に何か言うことあるだろ」

『え?』

ふふふふ..きたぞきたぞ...

「今日は何の日か、しってる?」

『んっとね、ハグの日やね』

用意してた答えを言う

「いや、あのな、もっと」

『じゃあ白菜の日?』

もう諦めてくれますね

「お前それ本当にいってんのか?」

ちなみに私超ハイテンションだけどこれが心開いた人への平常運転だからね、しょうがない

「ああ..もう行くぞ」

うらたさんかなり不機嫌だな..やっぱ誕生日だからね〜

『はーい』

うらたさんの後に着いていく


『うーらたん！』

「その呼び方恥ずかしいんだよ」

『ほーう..うらたん?』

そろそろ怒るかな..大丈夫かな..?

「つーかお前本当にわかんねぇのか?」

『ハグの日?なになに?ハグしてほしん〜?』

「バカちげぇよ」

軽くおちょくってみる

てかかわいい、これがツンデレたぬきか
うらたさんを見ると顔が真っ赤だ

『ほーう?意識してるの?』

「ばーか、なわけねーだろ！」

『てか、何見ようね〜』

今は映画館の前
何見ようか悩んでるところだ

「あ、あれみたい」
うらたさんが指したのは

『ヒ〇アカ?私もちょうど見たかったんや〜』

「見ようぜ〜」

そういって映画館へ入っていった

はい、映画を見ました
最高の一言でした！

『あーー面白かったね！』

「そうだな」

映画面白かったのはいいけどうらたさんがちょっと凹んでるな

何しろもう5時なのに誰からも誕生日の話来なかったもんな同情するよ

さっきそらるさんからもういいぞってRINE来たんだよね

『もう家帰ろかー?』

「あ、うん...」

まってめっちゃしゅんってしてる...罪悪感感じるわ..

うらたさんとだべりながら家まで歩いた

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