Dainty Love 3

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目が覚めたら、ベッドにいた。





カーテンから柔らかい光が射し込んできていて、少し眩しい。


時計を見やると長針が10を指してる。








…あぁ、寝坊しちゃった。



もったいない。




でも今日は何も無いし、たまにはいっか。









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そういえば私、どうやって家帰ってきたんだっけ…？



全く覚えてない。





ヒロくんに誘われて呑みに行ったところまでは覚えてるけど、


そこから先の記憶がほとんどない。







…まさか、ヒロくんが送ってきてくれた！？





いや、ないないないない。



だってヒロくん、私の家知らないし。





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きっとふらふら帰ってきたんだろうと思って、ベッドから出た。




とりあえず顔洗ってご飯作って着替えて。


それからヒロくんに電話しよう。




「ありがとうございました」って、絶対昨日言えなかっただろうから。






…私、酔っぱらって変なことしたりしてないかな。



ちょっと心配。






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最近、貯めてたお金でベースを買った。


安物だからあんまりいい音しないけど…w





ヒロくんの影響が発端なのかもしれないけど、とにかくベースがかっこよくて。


とうとう自分で始めちゃった♪






無謀ながらドロスの楽譜を購入。



今はただの飾りみたいに、そばに立てかけてあるだけだけど


いつか絶対弾けるようになりたい！






そして私も





…ヒロくんに教わりたい。






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